【元汚部屋歴10年】ノート1冊を使い切って気づいた「物を使い切る」メリット4選
先日、筆者は執筆用のネタ帳として使っているノートを最後まで使い切りました。汚部屋暮らしの頃は、使い切れない物だらけでしたが、物を使い切ったからこそ知ることができた嬉しいメリットをご紹介します。
1.達成感を味わえる
物を最後まで使い切ると、達成感や満足感を味わえます。物を使い切るまでには、それなりに時間がかかるもの。筆者の場合、ノートを1冊使い切るのに7ヶ月ほどかかりました。長い間、物を使い続けるうちに愛着も湧くようになり、なくてはならない大切な物として手元にある安心感。最後まで物を使い切った時の達成感と役目を終えた物を手放す一抹の寂しさは、物を大切に使い続けてきたからこそ味わる感情です。
また、ひとつの事をやりとげた達成感は自信となり、自己肯定感も上がります。たった一冊のノートでも、使い切った爽快感はクセになりますよ。
2.節約できる
物を使い切ることは、お金を無駄にしないことにもつながります。物を使い続けている間は「今、使っている物で十分」と満足できているので、ダブり買いや余分な買い物も減るはずです。
さらに、使い切る物だけを手元に残すようにすると不必要な物の管理も減らせるので、収納スペースにも余裕がうまれ、片づけやすくなるメリットも。物を使い続けることで得られる節約はお金だけでなく住まいのスペースにもプラスの影響があるのです。
3.捨てやすくなった
物を使い切ると「まだ使えるのにもったいない」という未練や「使い切れない物を買って失敗した」という後悔や自己嫌悪する気持ちを持たないので、納得して捨てられます。
さらに、次に新しく使う物に対しても「今度こそは使い切らなきゃ」というプレッシャーもないので気持ちよくスタートできます。
また、捨てやすいということはゴミの分別も楽チンになるということ。今回、筆者が使い切った物はノートでしたが、場合によっては分別に手間が増え、その結果ゴミの量も増えてしまうと思うと使い切ってよかったと思いました。
4.物の好みが分かるようになる
物を使い切る過程の中で、使い心地のよさや使っている時のワクワクする気持ちに気づくことがあります。それとは逆に、使っていても機能的に使いづらかったり無理をしながら使っていることに気づく場合もあるでしょう。
物を使うことで起こる様々な感情を忘れずにキャッチすることで、自分の好みや物に求める条件が分かるようになり、今後の買い物のヒントとして役立つはずです。
まずは小さな物からトライしてみよう
筆者がノートを使い切った時は、物を無駄にしなかった満足感と、使い切った達成感だけでも十分なメリットだと思っていました。しかし、物を使い切ることは自分の価値観を知るヒントであったり、節約にもつながったのです。
たった1冊のノートを使い切ることで見つけたメリット。暮らしのあらゆる物を使い切るのは大変ですが、まずはペンなど小さな物からトライして自分の「好き」を見つけてみてください。
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