入学直前!子ども用GPS・キッズ携帯をなくしたときの対応をおさらい
4月から小学生になるお子さんに、見守り用のGPSやキッズ携帯を持たせるご家庭も多いのではないでしょうか。
子どもに「大切に使ってね」と端末を渡しても、「なくしちゃった!」「いつどこでなくしたかわかんない!」という状況は起こりえます。
小学生のわが子も、再三に渡りGPS・キッズ携帯を紛失してきました。
その都度捜索にあたった筆者が、紛失への対応と経験から得られた日頃からやっておきたい対策をご紹介します!
GPS・キッズ携帯がない!スマホの遠隔操作で捜索
子どもの端末が見当たらない時、次の対応を順に試してみてください。
第1段階:GPSで端末の位置を確認して、その付近を探す
第2段階:遠隔操作で端末から音を鳴らす・電話をかけるなどして探す
第3段階:遠隔操作で端末にロックをかける
第4段階:失くした場所の施設に落とし物の問い合わせをする・警察に遺失物の届出をする
最終段階:キッズ携帯は悪用防止のため契約先に連絡して回線を停止する
※ 端末によっては、一度ロックをかけると遠隔操作では解除できないものもあります。機能を確認してから実行しましょう。
見守り端末が手元にない状況下でも、利用料金は発生します。
また、見つかるまで子どもに端末を持たせることができないので、心配ですね。
どうしても見つからない場合は、ある程度期間を決めて契約の解除や端末の再購入を検討しましょう。
日頃からできる紛失時の対策
親が気をつけていても使っているのは子どもなので、なくなってしまうこともあります。
それならばせめてなくなった時に探しやすいよう、日頃からできる対策をご紹介します。
持ち出し時は充電をフルに
端末の充電が切れていると、GPS機能も音を鳴らす機能も使えません。
GPSやキッズ携帯はフル充電しておけば1週間くらいもつので、子どもには帰宅と同時に端末を充電する習慣をつけさせたいものです。
遠隔操作の方法をマスターしておく
お子さんが使っている端末の「音を出す」「ロックをかける」の遠隔操作の方法を確認して実際に操作してみましょう。
いざという時に心の余裕が生まれます。
端末の写真を撮っておく
施設や警察に落とし物の問い合わせをすると、どんな外観かを尋ねられます。
GPSやキッズ携帯を相手が知らなくて説明に苦労したり、似た落とし物が多くて探すのに時間がかかったりすることも。
端末を撮影した画像を見せれば、相手もすぐに分かってくれて、照会がしやすくなります。
セキュリティ対策をしておこう
キッズ携帯は、拾った人が悪用することもあります。画面のロック機能がある機種は設定しておきましょう。
ロックがかけられない場合は、アドレス帳の連絡先を本名にせず「ママ」「ばあば」などにしておけば、個人情報を知られずに済みます。
充電不要のスマートトラッカーを併用
わが家ではあまりにも子どもが端末をなくす・充電せず出かけることが多いので、キッズ携帯にApple社のスマートトラッカー「AirTag」をつけました。
これなら端末の充電が切れていても、周囲にiPhoneユーザーがいれば位置を確認することができます。
子どもに言ってもなかなか聞きませんが、普段からできる対策をすることで、親子どちらもの安心につながるといいですね。
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