大雨のあとは猛暑で37度予想も!関東や近畿などは梅雨入りへのカウントダウン開始:気象予報士解説
18日に大雨となった本州付近も19日は広い範囲で晴れて、35度以上の猛暑日となるところが出てきそうです。熱中症に広く注意が必要な中、南西諸島では梅雨前線が再び南下して激しい雷雨に。この梅雨前線は20日(木)以降、再度北上を始め、21日(金)~22日(土)ごろには本州の各地で梅雨入りの発表がありそうです。
気温急上昇!体温超えの暑さも
19日は本州付近が高気圧に覆われ、広い範囲で晴れて気温が一気に前日より5度以上も上がるところが多くなりそうです。
東京では前日より8度上がって30度、名古屋でも8度上がって33度、そして京都34度、日田(大分)では37度と、じつに体温を超えてしまうような暑さが予想されています(気象庁予報、19日0時時点)。
九州では2日連続の暑さとなるほか、東海や関東では10度前後のアップダウンで、いずれも体にかなり負担がかかる状態です。体力に自信がある人でも、水分と休憩をこまめに取るようにしてください。
梅雨前線は再び北上へ…ついに本州も梅雨入り間近か
19日の時点で沖縄・奄美付近にかかる梅雨前線は、このさき再び北上し、20日(木)には九州で雨に、そして21(土)~22日(日)には関東や東北にかけても雨雲が広がりそうです。
このタイミングで各地で「遅い梅雨入り」が発表される可能性が高く、もし実際に6月下旬での梅雨入りとなると、関東甲信では17年ぶりのこととなります。
この21~22日の雨は西日本中心にまた大雨となるおそれがあり、今週は雨の情報から目が離せない1週間となりそうです。