【名古屋港区】名古屋港を船でぐるっと一周! 海のお掃除屋さん、歴史的建造物を巡る特別ツアー、体験レポ
9月6日(金)、みなと体験ツアー2024に参加してきました。名古屋港管理組合が主催するもので名古屋港を海から見学できる企画。「名古屋港をもっと知ってもらう機会を作りたい」との思いから開かれるイベントです。
■普段見ることができない場所が見られる海のツアー
ツアーは「一般コース」「環境・景観コース」「防災コース」の3種類があり、参加したのは「環境・景観コース」。どのコースも「ガーデンふ頭」発着は変わりませんが、こちらのコースでは「海の掃除屋さん」や景観資源を見ることができます。
筆者は海にあまり縁がない環境で育ったので、実は海がちょっと怖い。広くて終わりが見えないことからの心もとなさ。「ザッバン!」と打ち付ける波に、肺呼吸の生物として命の危険を感じる。
ドキドキとワクワクが入り混じった気持ちでいざ上船。
■海風を感じながら、陸からは見られない場所へ
約1時間、名古屋港内の景観資源を見て回ります。弾痕が残る灯台や昭和の物流を支えた跳ね上げ橋など、名古屋港の足跡を貴重な建造物を通して知ることができました。
ふ頭にはいろいろな会社が立ち並んでいて、そのほとんどが部外者の立ち入りが禁止されている区域。そのため、一般の人が陸上から見ることができる名古屋港は、全体からするとごく一部に限られています。普段なかなか見ることができないスポットを見られるのが、ツアーの醍醐味なんです。
港務艇は名港トリトンの下を通過。橋脚は大きい鳥の休憩スポットになっていました。同行者は鉄道が好きなので、この後に案内された鉄道遺構に「はじめて知った!」とうれしそう。めったに見ることができないので特別感があります。
■結構いろいろなものが浮かんでいました
ボラやスズキが泳ぐ名古屋港。海上にはいろいろなものがプカプカ。台風などが来るといろいろなものが流れ込んで来るそうですが、「今日は綺麗な方です」。
椅子の背もたれかな。草木などの自然物が多いですが、ペットボトルやビニール袋などの家庭ごみも目立ちました。時にはタイヤやポット、テレビや冷蔵庫もあるそうです。
そこで活躍しているのが「清港丸」。波の力を使ってごみを集める働く船で、土日を除いてほぼ毎日作業をしているのだそう。
1時間があっという間!海風が心地よく非日常を味わえる!知識欲も満たされる楽しいツアーでした。
■みどころいっぱいの名古屋港へ
名古屋港管理組合の方は、
とおっしゃっていました。
みなと体験ツアー2024の申し込みはすでに終了していますが、クルーズ船の入港が見られたり、博物館・水族館など見どころがいっぱいの名古屋港へ、ぜひお出かけくださいね。
参加したイベント:みなと体験ツアー2024
外部リンク:
名古屋港管理組合公式ホームページ
みなと体験ツアー詳細
名古屋港管理組合公式インスタグラム
名古屋港管理組合広報公式X
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