高知城のふもとに立つ、ジョーハクこと高知県立高知城歴史博物館の展望ロビーからは、美しい高知城と追手門が一望できます。四国らしい景観として「四国八十八景」にも選ばれた土佐の新名所！！高知城は桜の名所でもあり、これからの時期は満開の桜を楽しめる隠れスポットです。

建物も魅力のひとつ、高知の文化財を未来へ運ぶ『船』をイメージした外観。高知城と調和させた『現代のお城』がコンセプトになっています。

館内は外からの光が美しく差し込む設計で、壁には土佐檜をふんだんに使用しているので木のぬくもりを感じられるスペースになっていて、あたたかい空間に癒されます。

ここの博物館の魅力は、『ほんもの』にこだわった展示室。土佐藩主をつとめた山内家資料を中心に、展示物のほとんどが江戸時代から伝わる資料や工芸品で本物ならではの迫力や美しさを体感できます。

山内家伝来の展示のなかでも4/11まで特別展示されている『山内家のひな人形・ひな道具』は必見。日頃から見慣れたひな人形とはちがい、公家の装束を忠実に再現した『有職雛』や山内家伝来のひな道具を見る機会はめったにないのでこの機会にぜひ楽しんでください。

体験コーナーでは兜や陣羽織などを身につけることができるので、気分はお殿さま！！体験用の兜の形がウサギに似ていると思いませんか。兎耳形兜は4代藩主のものと伝えられています。大きな耳で素早く情報を集め、走るのも速く、縁起のいい動物だと考えられてました。

歴史を堪能した後は、館内2階にある珈琲館「イストワール」で高知城をながめながら坂本龍馬ラテを楽しみながら休憩できます。あたたかい春の休日を高知城歴史博物館で過ごしてみませんか。

高知県立高知城歴史博物館

高知市追手筋2-7-5　　TEL：088-871-1619

開館時間　 9：00 ～ 18：00　(※日曜日 8：00 ～ 18：00）

休館日　　12月26日 ～12月31日

駐車場　　なし　(周辺の有料駐車場を利用ください）

　　　　　※障害者用駐車場のみ（2台）あり