【北海道旭川市】正真正銘おふくろの味!古き良き昭和を感じる食堂「おふくろ」の卵焼定食
今日ご紹介するのは、旭川駅前ビルの1階にある食堂『おふくろ』です。
旭川駅前ビルはその名の通りJR旭川駅のすぐ前にある、昭和40年代に建てられた古い雑居ビルです。
2階以上は賃貸の事務所やマンションになっていますが、1階や地下には、長く営業を続けている魅力的な飲食店がたくさんあります。
これまで「おにぎり茶屋」と「駅前やぶそば」をご紹介しましたが、『おふくろ』も旭川駅前ビルの1階にあるお店です。
訪問するのは数年ぶり。最後に来たのは感染症が流行する前だったでしょうか。
『おふくろ』は、ご高齢の4姉妹で営業されていたお店。実はお店があるかどうか心配しながらやってきました。
やってて良かった!
でも、お店にいたのはお一人。伺ったのが土曜日だったので、お一人で営業されていたのかもしれません。
他のおふくろさんはお元気なのでしょうか。
『おふくろ』は、好みのおかずを選ぶスタイル。平日は7~8品の料理がカウンターの前に並んでいます。
この日は土曜日だったので3品。平日に利用しているビジネスマンが土曜日には仕事が休みで来店しないからなんでしょうね。
カウンター席の前には大きな「御献立」。ラーメンや、丼物、定食といったメニューも人気です。
今回は、一番最初に書かれていた「卵焼定食」を注文しました。
やっぱりおふくろの味といったら卵焼きでしょ!
卵焼きが最初、次はごはんその次はお漬物という風に1品1品、目の前に並んでいきます。
ここで、冷凍庫の中から豆腐を取り出して、鍋で温めているお味噌汁の中に投入。
こんなゆっくりとした時間の流れも、このお店の魅力です。
お味噌汁が揃って、それでは「いただきます」。
卵焼きというとお弁当では定番のおかず。
筆者の亡くなった母が作ってくれたお弁当にも、だいたい入っていたけど、卵焼きだけをおかずにしてごはんを食べるのは生まれて初めてかも。
ふわっと巻かれ、切らずに盛り付けた卵焼きは、ほんの少しだけ塩で味付けしているのでしょうか。
ここに少し多めに醤油をかけて頂きました。キャベツの千切りにはソースです。
昨年、母が亡くなり、もうおふくろの味を食べることはできませんが、この『おふくろ』の味は、これからも残って欲しいな。
【店舗情報】
店舗名:おふくろ
所在地:北海道旭川市宮下通7丁目3897番地 駅前ビル1F
電話番号:0166-22-1712
営業時間:10:00 ~ 21:00
定休日:日曜日