イランの核開発の心象風景(2)
問題はウラン濃縮技術の二面性です。天然ウランは、そのままでは役に立ちません。これを濃縮すると、ある段階で原子力発電の燃料になるなど、平和利用が可能になります。さらに濃縮を進めると核爆弾の材料になります。基本的には、平和利用も軍事利用も同じ技術です。イランの濃縮技術の進歩に国際社会が懸念を抱く背景です。
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