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なぜなぜ期の子に効果的だった!教師も実践した子どもの「なぜ?」に上手に接する3つの方法

ナナホシ教育/子育て/学校

「なぜ?」「どうして?」と、毎日たくさんの質問攻めにあうママさん、大変ですよね。子どもの質問攻撃に疲れ果てて、どう答えていいのかわからなくなってしまうこともあるでしょう。でも、大丈夫です。今回は好奇心旺盛な状態になる共通点と方法を解説します。

なぜなぜ期とは?

なぜなぜ期は、主に2歳から5歳くらいの子どもに見られる発達段階です。この時期、子どもは言葉の発達とともに周りの世界への興味が急速に広がります。「なぜ?」「どうして?」といった質問を繰り返すのは、世界を理解しようとする自然な姿勢なのです。子どもの脳は新しい情報を吸収しようと活発に働いており、大人の適切な対応が子どもの知的発達を大きく左右します。それでは、こういった子供へはどうしたらいいのでしょうか?効果的な方法を3つ紹介します。

1. 質問を歓迎!子どもの好奇心を応援しよう

子どもの「なぜ?」は、世界を理解しようとする大切な一歩です。質問を邪魔だと思わず、学ぶ意欲の表れとして肯定的に受け止めましょう。子どもは質問が歓迎されると感じると、さらに探究心が育ちます。

効果的な声かけ

「いい質問だね。一緒に考えてみよう」

NGな声かけ

「うるさい!いちいち聞かないの!」

2. 一緒に調べよう!子どもと共に学ぶ姿勢を見せる

すべての質問にすぐ答える必要はありません。「そうだね、どうしてだろう?」と一緒に考えたり、「調べてみよう」と図鑑やインターネットで調べる姿勢を見せたりしましょう。これにより、子どもは自分で考え、調べる力を身につけていきます。

効果的な声かけ

「面白い質問だね。ママも知らないから、一緒に図鑑で調べてみようか」

NGな声かけ

「ママに聞かないで、自分で考えなさい」

3. 発見を褒めて!さらなる探究心を育てる

子どもが何かを発見したり、自分で答えを見つけたりしたときは、大いに褒めましょう。そして、「他にも気づいたことある?」と、さらなる探究を促すことで、子どもの好奇心はどんどん広がっていきます。

効果的な声かけ

「すごい!自分で見つけられたね。他にも面白いことに気づいた?」

NGな声かけ

「そんなの当たり前でしょ。もっと難しいことを考えなさい」

まとめ

なぜなぜ期の子どもへの対応は、質問を肯定的に受け止める、一緒に考え調べる、発見を褒めてさらなる疑問を促す、という3つのポイントがカギです。子どもの質問に疲れてしまうこともあるでしょう。そんなときは、深呼吸して「なぜなぜ期は成長の証」と思い出してください。子どもの好奇心を大切に育てることで、将来の学ぶ力につながります。一緒に発見する喜びを分かち合いながら、楽しく成長を見守っていきましょう。

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