梅干しは「常温」と「冷蔵」どっちで保存するの?現役板前の回答に…『それは知らなかった!!』
こんにちは、板前のぱぷちゃんです!
皆さんは「梅干し」好きですか?
梅干しも意見が分かれる食べ物ですよね…「甘い」か「酸っぱい」か。ところで、梅干しは元々「薬」として使われていたってご存知でしたか?
元々梅干は、湿布のように「貼る薬」として、こめかみに貼って頭痛などの治療に使われたり、漢方薬として使用してきました。
もし、今度こめかみに梅干しを張っている人を見かけたら『え、なにこの人…』と思うのでなく、『あ、この人は頭が痛いんだ!』思ってあげてください!
そんな、薬としても使われていた梅干しですが、皆さんはどのように保存しているのでしょうか?
「常温保存?」それとも「冷蔵保存?」
今回は「梅干しの保存方法」について迫りたいと思います!
「梅干しが好きな方」、「コンビニで買うおにぎりが必ず梅干しの方」は最後まで読んで下さいね!
「常温保存」 or「冷蔵保存」
結論から言うと…「常温保存」と「冷蔵保存」どちらも正解です!
『ん?どっちでもいいってこと?』と思った皆さん、それは違います。もっと詳しく答えを言うと…
梅干しの「塩分濃度」によって保存場所が変わる!
梅干しって言っても様々な種類があり、「塩分濃度」も変わってきます。
では、どのような梅干しが「常温保存」で、どのような梅干しが「冷蔵保存」なのか?一緒に見ていきましょう!
「冷蔵保存」する梅干し
冷蔵保存が必要な梅干しは「塩分濃度が低い梅干し」です。
具体的な数字で言うと…塩分濃度が8〜10%の梅干しは冷蔵庫に入れて、保存しましょう!
ちなみに「塩分濃度が8〜10%の梅干し」の賞味期限は6ヶ月ほど!
※「ハチミツ梅」や「しそ梅」などの調味梅も冷蔵保存が必須。
「常温保存」する梅干し
では、「常温保存」する梅干しは一体どのような梅干しなのでしょうか?これは簡単ですね、「塩分濃度が高い梅干し」です。
塩分濃度18%以上の梅干しは常温でOKです!
「塩分濃度が18%以上の梅干し」の賞味期限は1年ほど、とかなりの長期保存が出来るようになります。
つまり…塩分濃度が高ければ高いほど保存期間が長くなるってこと。
ここまで読んでこんな疑問はありませんか?『塩分濃度が高い梅干しは冷蔵保存しちゃダメなの?』と。
これは結論から言うと冷蔵保存でもOKなのですが、私(板前)としては「常温」がオススメです。
なぜなら、塩分濃度が高い梅干しを冷蔵庫で長期保存すると「硬くなる」からです。
『1.2週間で食べてしまうよ』という方でしたら、冷蔵保存でもいいでしょう!
【料理上級者用・記事】
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