料理人の私が大切にしている|食事のマナー3選
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さんは外食するとき、『私、これは気を付けてます』と意識しているマナーはありますか?食事はもちろん楽しむことが一番大切ですが、知っておくだけで一目置かれるマナーがたくさんあります。
意識するだけで、品の良さが際立つそんなマナーを、今日は3つに絞ってご紹介します。どれも実践しやすいものなので、次回の食事でぜひ試してみてくださいね!
※また、今回の内容は、正解が1つに決まっているわけではなく、私の見解をもとにしたものです。1つの参考として楽しんでいただければ嬉しいです!
それでは早速、見ていきましょう!
今回の目次
- 出された料理はすぐに食べる
- 食器は丁寧に扱う
- 要望は事前に連絡する
- まとめ
出された料理はすぐに食べる
まず、1つ目は「出された料理はすぐに食べる」です。
これは特に、コース料理を食べる際に重要なポイントだと私は思います。コース料理は、料理人が一皿一皿のタイミングを考えて提供しています。
温かい料理は温かいうちに、冷たい料理は冷たいままで食べることで、その料理の一番美味しい状態を楽しむことができるのです。
例えば、スープや揚げ物などの料理は、時間が経つと温度や食感が変わり、風味が損なわれます。出されたらすぐに食べ始めることで、料理人が意図した味や食感を最大限に味わえます!
最近は「インスタ映え」という言葉があるほど、料理を写真に収めたい方も多いですよね!料理の写真を撮る行為は、『美味しそうに思ってくれたんだ』と感じられる瞬間で、料理人としても嬉しいことです。
しかし、写真を撮ることに夢中になりすぎてしまうと、料理の一番美味しいタイミングを逃してしまうことがあります。『撮ったらすぐ食べよう』という意識を持つことで、料理の美味しさを最大限に楽しむことができると思います。
食器は丁寧に扱う
2つ目は「食器は丁寧に扱う」です。
これは全てのお店に共通することですが、特に「料亭」や高級店に行く際には、より意識してほしいポイントです。
皆さん、どうでしょうか?持ち上げた食器を最後にテーブルに置くとき、「ガタンっ!」と音を立ててしまうことはありませんか?この音は、食器に多いなダメージを与えるだけでなく、周囲にも不快な印象を与えることがあります。
食器を扱う際は、静かに持ち上げ、静かに置くことを心がけましょう。特に、高級店の器には手作りのものや繊細な装飾が施されたものも多いため、丁寧に扱うことが大切です!
要望は事前に連絡する
3つ目は「要望は事前に連絡する」です。
料理を作り終えた後に『私、この食材苦手なんです…』と伝えるのは、料理人にとって少し残念な瞬間です。
ホテルなど規模の大きい施設では、替えの食材が見つかる場合もありますが、小さな店舗やこだわりのあるお店では、対応が難しいこともあります。
特にコース料理やおまかせ料理では、事前にアレルギーや苦手な食材を伝えることが重要です。これにより、私たち料理人も安心して準備ができ、あなたに合った最高の料理を提供することができるのです!
まとめ
いかがでしたか?
これらのマナーはどれも簡単に実践できるものばかりです。次回の外食でぜひ意識してみてくださいね!マナーを守ることで、食事がさらに楽しい時間になるはずです。