【防災】後悔しない備えを!まだ間に合う台風10号への3つの備え
もと海上保安官で2児の母、6年前の西日本豪雨災害で被災した川崎みさです。
いよいよ日本列島に台風10号が接近し、台風被害への警戒が強まっています。6年前の西日本豪雨災害時も、当初はあれほど被害が広がるとは予想しておらず、結果的に災害への備えの甘さを悔いることに。そのため、わが家では「自然災害は予想をはるかに超えてくる」と考え、こんな3つの準備をしています。
1.どんな台風が来るのか「過去動画」を見る
「猛烈な風」「記録的な大雨」と言われても、どうもわが家の子どもにはピンときていない様子。経験したことがないのだから、想像できなくても当たり前だと思い、ユーチューブで過去の台風の動画を一緒に視聴しました。
これからどんなことが起こるのか、あらかじめ知っておくことで災害への備えも心の準備もすることができました。
2.台風当日は窓から離れた場所に寝る
窓にも一応は台風対策を施しているものの、何かがぶつかって家族がケガをする可能性を考えて、台風当日はなるべく窓から離れた家の中心部分で寝ることに。何もなければ「良かったね」で済みますが、もしケガをした場合には病院へ行くことも難しい状況だと予想されるため、家の中で一番安全な場所で夜を過ごす予定です。
3.大事な人へ「備えてる?」と連絡する
世間がこんなに台風10号の接近に伴って色々な情報発信をしているにも関わらず、「あまりスマホを見ない」「人付き合いをしていない」「テレビを見ない」などの理由から「え?台風くるの?」と、状況を把握していない方がいます。
わたしの後期高齢者の母もそのクチで、昨日「台風の準備した?進路変わっとるよ」と電話したところ「え?そうなの?」と返事が。「これだけ報道されているし、ニュースになっているからちゃんと備えているはず」と油断せず、無事でいて欲しい方には「ちゃんと備えてる?」と連絡をして、後々後悔せずに済むようにしてください。
海上保安官時代にも、親しい人からの助言のおかげで命拾いした、船や財産を失わずに済んだというケースを幾つも見てきました。災害への備えに興味のない方でも、自分の大事な人から「備えてね」と言われたら、少しは気持ちも動くはずです。
予想をはるかに超えてくる災害への3つの備え
1.どんな台風が来るのか「過去動画」を見る
2.台風当日は窓から離れた場所に寝る
3.大事な人へ「備えてる?」と連絡する