【浜松】100年後に残したい、コロナ禍の浜松まつり市街地状況
浜松まつりといえば、昼は凧場で凧を上げ、大人はラッパを吹き酒を飲む。子どもたちは同じ町内の友達と一緒にゲーム大会に勤しむ。そして夜になれば市街地で、御殿屋台や練りを行い、やはり酒を飲む。酒を飲んで、叫んで、大はしゃぎが許される3日間ですが、今年も昨年同様、かなり控えめな様子だ。
静まり返った市街地
さて、浜松まつりの3日間といえば、法被を着た若者が街なかを行き交う姿が風物詩。法被を着ていない方々は割と、疎外感を感じるものだが、知り合いのつてを使い法被とワッペンを調達。無事仲間入り。
しかし、今年もコロナ禍ということで、街の中は静まりかえっている。たしかに昼間は凧場に行く人が多いわけだが、それでも街の中にも人は溢れかえっていた。
「本当に祭りをしていいのだろうか……」「後ろ指をさされやしないか……」そんな不安を抱え、様子をうかがっている感じだ。
屋台は鍛冶町のみ置かれている
通常、鍛冶町大通には数多くの屋台が置かれている。しかし今年は「鍛冶町」の屋台のみが置かれているだけだった。
今年のまつりの開催方式は「凧揚げ」は有観客。そして夜の町内個別行動は、町内での屋台引き回しのみ。となっている。
そのため、街の中心街に屋台が無いようだ。
出店はないが、イベントが行われている
また、街中の出店はないが、イベントなどは行われる模様。
4月1日にオープンしたSHINKAWA MALLでは「金色のストリートピアノ」が置かれ、自由に弾くことができるイベントが開催。
金色のピアノは「河合楽器製作所」のグランドピアノ。15時と17時に演奏会が開かれ、朝には調律が行われていた。
ちょっとしたショップもあるようだ。
このように、徐々にアフターコロナとなりつつ、以前のような賑わいを回復していきたいところだが、いかんせんこのコロナの終わりが見えない。
100年に一度の感染症。次は100年後だとすると、その時代のためにも、現在の状況をしっかりと伝えていきたいものだ。
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