【浜松】2022年4月オープン予定の新名所「SHINKAWA MALL」って何ができる!?
浜松駅を降りて、バスターミナルから旭町側に移動し「遠州鉄道」の高架下に作られている新しい施設「SHINKAWA MALL(新川モール)」。以前は、灰色の高架橋があり、場所的にもなんとなく寂しい空間ではあったのですが、徐々にリノベーションが進み、4月にはオープンする予定。はたしていったいこの場所には何ができるのでしょうか。
SHINKAWA MALLとは
SHINKAWA MALLは「新川橋」(みずほ銀行と郵便局の間)に作られている施設。以前は灰色の高架橋と、ベンチなどが置かれた殺風景な空間だったが、現在クリーム色の明るいテイストにリノベーション中だ。
とはいったものの「SHINKAWA MALL」で具体的に何ができるのか、そしてどんな目的で作られているかは謎である。
事前告知もなく、プレスリリースも現在のところ発表されていない。そもそもどこが主体で実施されているのかもわからない。
ということで早速調べてみました。
逆側はまるで金沢の鼓門
さて一旦、逆側から眺めてみましょう。工事はほぼ完成しているようで、以前現場に大量に置かれていた「中村組」の看板や車両は撤去されている。
ここだけを見ると、木と高架橋が見事にマッチしまるで金沢の「鼓門」のようだ。
床にも木材が使われているのがわかる。
SHINKAWA MALL中央部には、公衆トイレが設置されており、周囲にはベンチのようなものも。こちらも色は木目調となっている。
基本的に「クリーム色」「木目調」といった温かい色合いを中心としたリノベーションを行い、人と人とが触れ合う新たなコミュニケーションの場として活用できそうだ。
また、ステージのようなものも設置されており、イベントのようなものも開くことができそう。
素通りするだけだった高架下が実践するフィールドとなり、今後さらに活用の機会が増えてくるのかもしれない。
指定管理団体は、株式会社HACK
なお、この「SHINKAWA MALL」は、4月から「株式会社HACK」が指定管理団体となると発表されている。
株式会社HACKは、企業間の連携・コラボによって、新しいビジネスとまちの使い方を実現していく取組「リノベーションスクール(企業版)」によって生まれた企業。
「自分ゴトがあふれる街へ」をコンセプトに、浜松の街に主体的に関わる人を増やすことを目指し、設立された新たな事業会社だという。
そんな中で「SHINKAWA MALL」は、実践するフィールドとしての公共空間活用。新川モールを「Local Trust Hub」へ育てていく。
株式会社HACKのメンバーは、(同)アトラス 代表取締役 高林健太氏、(株)鳥善 代表取締役 伊達善隆氏、(株)鈴三材木店 代表取締役 鈴木諭氏、(株)アフタヌーンソサエティ取締役 清水義次氏、 長野法律事務所 代表取締役 監査役 長野修一氏、(株)鈴三材木店鈴木信吾 氏というそうそうたるメンバー。
木材が多数使われていた理由がわかりましたね。
また「株式会社カヤック」の取組み「まちの社員食堂」が、新川モール沿道にオープンを予定しているという。
今後は、イベント会場、ワークショップなどをはじめ、様々なシーンで市民や、観光客が利用することが期待されます。
懸念すべきは、スケートボーダーたちによる格好の練習場にならないことを祈りたいですね。
新川モール
延長:南北約100m
面積:約1,300m2
2022年4月供用開始
参照:株式会社HACK