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モンペア扱いされる親とは?4つの特徴まとめ【元教師が解説】

YORI先生元教師/子育て・教育系ライター

子どものことで学校に相談したい。そんなときに、

モンペア(モンスターペアレント)扱いされないか

と心配になる方もいるようです。

しかし、保護者の方が学校へ相談すること自体は決して悪いことではありません。

ただし、毎日のように学校へ電話を掛けてきたり訪問するような親御さんがいるのは事実です。

また、相談方法によっては「モンペア扱い」されてしまう可能性もあります。

そこで今回は、子どもの悩みやトラブルについて学校へ上手に相談する方法について解説していきます。

モンペア扱いは納得できない?

子どものことで学校へ相談しているだけなのに、なぜモンスターペアレント扱いされなければならないのか。

納得のいかない人もいることでしょう。

しかし、ただ相談するだけでは決してモンペア扱いされることはないのです。

もちろん、

  • 受取り方に問題がある
  • 担当の教師側に問題がある

といったこともありますが、モンペア扱いされる親には同じような特徴があることは確かです。

モンペア扱いされる親とは?4つの特徴

どんな行動がモンペア扱いにつながってしまうのか。

私の経験上、いわゆる「モンスターペアレント」と認識されてしまうのは、以下のような場合です。

  1. 自分の子どもだけ特別扱いするように頼んでくる
  2. 子どもの話を鵜呑みにし事実確認をしようとしない
  3. 怒鳴ったり威圧したりする
  4. 緊急性がないのに夜遅くや休みの日に電話をする

1.自分の子どもだけ特別扱いするように頼んでくる

学校では、決められたルールの中で多くの子どもたちが生活をしています。

そのため、特別な理由もなく一人だけ特別扱いするようなことはできません。

もちろん、食物アレルギーの給食対応など、明らかに特別な対応が必要な場合は別です。

2.子どもの話を鵜呑みにし事実確認をしようとしない

例えば子ども同士でトラブルが発生した場合、まずは自分の子どもから話を聞くことになります。

その際、子どもの話を鵜呑みにし、相手側の子どもが悪いと一方的に決めつけて怒鳴り込んでくる親もいます。

しかし、子どもは自分の都合の良いように話をしていることがありますし、正直嘘をついていることもあるのです。

子どもの言葉を信じることも大切ですが、いきなり怒鳴り込まず、まずは相手側の主張を聞いたり先生から事情を聞いたりして、事実確認をしてから対応を仰ぐことが大切です。

3.怒鳴ったり威圧したりする

子どものことになると、冷静でいられなくなることもあるでしょう。

しかし、怒りのエネルギーをそのまま先生にぶつけることは控えましょう。

これは保護者と教師の関係性に限った話ではありません。

怒鳴ったり威圧したりする態度は、誰に対しても取るべきではないでしょう。

お互い冷静になり、話し合う姿勢で臨むことが大切です。

怒鳴ったり威圧したりすることでは問題は解決されない、ということを理解しておく必要があります。

4.緊急性がないのに夜遅くや休みの日に電話をする

夜遅くまで学校で仕事をしている先生もいますし、学校によっては仕事用の携帯電話を各担任が持っていることもあります。

そういった場合でも、緊急性がないにも関わらず夜遅くや休みの日に電話をすることはNGです。

先生と言えども、年中無休ではありません。

もちろん、仕事の都合でどうしても遅い時間でしか来校できないといったこともあるかと思いますが、その都合に先生が合わせることもまた大変なのです。

まずは仕事の休憩時間やお昼休みを使って、訪問時間を先生に相談することから始めて見ましょう。

もちろん、緊急性がある問題に関しては、早期連絡が必要です。

モンペア扱いされないように学校へ相談する方法は?

最後に、上記のことを踏まえ「子どものことで学校へ相談をする際に気をつけた方が良いポイント」を以下にまとめました。

  • 学校で決められたルールは守る
  • 子どもの話だけでなく相手側からの聞き取りも要望する
  • 冷静に話し合う
  • 緊急性がない場合は先生の就業時間内に電話・訪問する

学校に相談を行なう際は、この4点に気をつけてみてください。

元教師/子育て・教育系ライター

出産前までは中学校や高校で教員として働いていました。また、学生時代には家庭教師や塾講師などでも経験しました。これまでの教員生活や教育活動、自身の子育て経験を活かして、学校生活や学習、育児での悩みが解決できるような情報を発信していきます。

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