皆さん、こんにちは。小学生の姉妹ママで、ライターのtonです。今回は、今年七五三を迎えるわが家の次女のために製作した和装用髪飾りについてご紹介します。

おしゃれなフォトスタジオや、美容院でヘアセットをしてもらうと使われる「生花風髪飾り」は、お花の色味やつけ方によって印象がガラッと変わって素敵ですよね。和風な、つまみ細工のお花やちりめん布の飾りももちろんかわいいですが、生花風の髪飾りに憧れている方も多いのではないかと思います。

わが家の場合、次女がレンタル衣裳店で選んだのが、濃い紫と黒の着物＋金の帯・小物という「強め」な組み合わせだったため、長女の時に使った和風の赤系ヘアアイテムがことごとく似合わず、自作することにしました。作業時間は10分程度のすごく簡単な（大雑把な…）ハンドメイドなので、和装小物に迷われているおうちは、ぜひ試してみてくださいね。

目指しているのは…

今回お手本にしたのは、写真のように、飾りが一つずつ独立してピンに付いているタイプの髪飾りです。ヘアスタイルによって飾りをつける場所やバランスを変えることができるのが便利ですよね。もちろん、売っているものほどきれいには作れないので、高いクオリティを求めるのであれば購入するのも一つの手ではあります。

「クオリティはそこそこだけど、そう何度も使うものではないしなるべくリーズナブルに手に入れたい！」「オリジナリティのある髪飾りを使いたい！」という方は、理想の髪飾りをイメージしながら、次にご紹介する作り方をチェックしてみて下さいね。

準備するもの

• 造花
• グルーガン
• グルースティック
• Uピン
• 下に敷く物
• チュール布や紐・水引などの飾り

造花は、ブーケのようにあらかじめ色々なお花がセットになっている物が便利です。葉っぱの部分はプラスチック感が強く、髪飾りにすると安っぽく見えてしまうため、プラスチックの光沢が薄いものを使うか、葉っぱ自体使わないのが無難です。

うちの娘は、髪も長く毛量も多いので、Uピンを使いましたが、3歳のお子さんや、髪が短い子にはクリップタイプのピンにつけた方が安定するかもしれません。

お花の飾りの作り方

造花は、花の部分を引っ張ると簡単に茎から抜けます。抜いた花側の、茎の部分が長ければハサミで切って短くします。

後は、ちょこっとついた茎とピンをグルーガンでくっつけるだけ！接着部分が小さい方がきれいに見えますが、強度重視でガッツリくっつけます。花だけでなく、実のような部分やふさふさの部分など、意外と使えるかも？と思う部分はとりあえずピンにしておくといいかもしれません。

水引き飾りの作り方

お花だけではまとまり感が出しにくいのですが、水引きなどの「サブ飾り」があるとヘアセットの時にバランスがとりやすくなります。私はDAISOで飯田水引きを購入しました。ハンドメイドコーナーにありましたが、別の100均では、ご祝儀袋のコーナーにあったのも見かけたので、そのあたりで探してみてくださいね。

水引きの結び方もパッケージの裏に記載されていましたが、今回は適当に三重くらい手に巻きつけて、端をグルーガンで留め、ピンをつけました。ご覧の通りの雑さですが、あるとないとじゃセットした時の「それっぽさ」が段違いに変わります！

その他

チュール布は適当に長方形に切って、くしゅくしゅっと扇形に縮め、下の部分にUピンを刺しました。紐も、リボン結びにした結び目にUピンを通すだけでOK。どちらも固定はされていないため、使い終わったら解体できます。

最後に

七五三用にもぴったりな、和装髪飾りの作り方をご紹介した本記事、いかがだったでしょうか。想像していたより簡単で（そして雑で）驚かれたのではないでしょうか？

お子さんの好きなカラーリングで作ったり、親子で一緒に造花をセレクトしたりすると、より一層愛着がでて、喜ばれるかもしれませんね。お気に入りの髪飾りで、みなさんの晴れの日が、より素敵な思い出になることを願っています。