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人生に疲れた人へ。ヘミングウェイの名言「人を好きになるあまり…」英語&和訳(偉人の言葉)

鈴木隆矢翻訳家

こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はアーネスト・ヘミングウェイの名言をご紹介します。アーネスト・ヘミングウェイ(1899~1961年)は『武器よさらば』などの名作で知られるアメリカの文豪です。
今回は人生に疲れた人に届けたいアーネスト・ヘミングウェイの名言をご紹介します。

ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。

人生に疲れた人へ。ヘミングウェイの名言「人を好きになるあまり…」英語&和訳(偉人の言葉)

“The most painful thing is losing yourself in the process of loving someone too much, and forgetting that you are special too.”

「一番つらいのは、人を好きになるあまり自分らしさを見失い、自分自身も特別な存在であるのにそれを忘れてしまうこと」
アーネスト・ヘミングウェイ(アメリカの作家)

人は皆平等に特別。
人は自分にないものを持っている人に引かれますよね。数年前なのですがすごく好きになった人がいたのですね。とても魅力的な人で、その人は芸術の仕事をしていたのですが、自分にないものを持っている人だなと。
すぐに仲良くなったのですが、段々その人と話すのがつらくなってきてしまったのですね。
その人と話すと「すごいな」と思うと同時に自信がなくなってくるのですよね。自分は本当に平凡な人間だなと。いつの間にか疎遠になってしまったのですが。

人は皆平等に特別

何かを得れば何かを失う、何かを失えば何かを得る。これは人生のあらゆることに通じる法則なのではないかなと。
人は皆長所もあれば短所もありますよね。
容姿端麗だけれど体が弱い人。お金はないけど健康な人。お金はあるけれど家族はいない人。皆持っているものは違う。ただ、幸せの量は同じなのではないかなと。
どこを見るかだと思うのですね。自分の短所と相手の長所を比較すれば、自分は魅力のない人間に思える。自分の長所に気付けば自分も特別な人間であることが分かる。
何かを得れば何かを失う、何かを失えば何かを得る。人は皆同じように特別なのだと。

人生に疲れた人へ。「自分らしさ」に関する世界の偉人の名言3選

いかがでしたでしょうか?今回はアーネスト・ヘミングウェイの名言をご紹介しました。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ヘミングウェイの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ヘミングウェイの名言を12句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「自分らしく」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「自分らしさ」に関する世界の偉人たちの名言を12句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

では、最後に「自分らしさ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。

“Find out who you are and do it on purpose.”

「自分自身を知って、それを意図的にやりなさい」
ドリー・パートン(アメリカのシンガーソングライター・女優)

“To be yourself in a world that is constantly trying to make you something else is the greatest accomplishment.”

「絶えず人を何者かに変えようとする世の中にあって、自分らしくあり続けることは最大の偉業である」
ラルフ・ワルド・エマーソン(アメリカの思想家)

“It is better to be hated for what you are than to be loved for what you are not.”

「自分に嘘をついて好かれるくらいなら、ありのままの自分で嫌われた方が良い」
アンドレ・ジッド(フランスの小説家)

お読みいただき、ありがとうございました!

翻訳家

JTFほんやく検定1級翻訳士。2014年より翻訳家。中学1年から約10年間ひきこもりを経験、その後土木作業員を経て翻訳家に。静岡県出身。

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