【京都市】東山区 「えべっさん」の名で親しまれる「京都ゑびす神社」で『夏越しの大祓』
京都ゑびす神社は西宮と大阪今宮神社と並んで日本三大ゑびすとして親しまれています。
京都では「えべっさん」の名で知られてますね。
6月初旬の境内には人がおらず、紫に綺麗に咲いた紫陽花が出迎えてくれました。
えべっさんに関して以前に、1月の『十日ゑびす大祭』について書いたことがあります。どうぞご参照くださいませ。https://creators.yahoo.co.jp/kozushokairica/0100176107
えべっさんでは、6月30日の午後5時から『夏越しの大祓』が行われます。拝殿前の直径約三メートルの茅の輪を通り抜け、悪疫諸病退散、商売繁盛、交通安全を祈願します。
私たちはその前に、えべっさんにお参りに行きました。境内入ってすぐに、財布塚と名刺塚があります。松下幸之助さんの名前も見れました。
鳥居に掲げられたえべっさんのお顔がついた箕(み・てみ)と熊手が合体したようなものがあります。福箕といい、こちらに向けお賽銭を投げ、入ったらいいことがあると言われています。十日恵比須では、布がかけられていますが、この日はお金を投げる人の姿がありました。
お手水では、水が出ていませんでしたが立派な龍が見守ってくださってます。
御拝殿でしっかりとお参りをします。「夏越の大祓」のお知らせがありました。人形に名前と年を書き、体をさするそうです。当日の茅の輪くぐりのお知らせもありました。
京都の人は、御拝殿のお参りをしたあと、拝殿の左横へ移動します。
えべっさんは、お耳が遠いのでこちらで壁を叩きながら、えべっさんに再度お参りいたします。「えべっさん、えべっさん。聞こえてはりますかぁ?」
中から笑顔のえべっさんの顔が見れました!なかなかキュートな方々です♪
境内には、様々な神様がいらっしゃいます。「白太大社」では、菅原道真の父・是善が祈願して道真が生まれたことから、子授け・安産のご利益があるそうですよ!牛さんがいらっしゃるのは、道真公に関係するからなんですね〜
「八幡神社」や「猿田彦神社」もあります。「猿田彦神社」は道案内・みちびきの神さまを祀っています。
大きさの違う「えべっさん」が売られてました。どの方々もご利益がありそうですね〜
今年も6月30日の「夏越しの大祓」で、厄落としをしながら残り半年の幸運を願いたく思います♪
恵美須神社(京都ゑびす神社)
住所:京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125