【広島市】マリーナホップで「わけあって絶滅しました。展」開催中!驚きと学びの体験が満載♪
みなさんこんにちはWebライターのなおゆきです。現在広島市西区のマリーナホップで、「わけあって絶滅しました。展」を開催しています。このイベントは、現在96万部売れている人気の本「わけあって絶滅しました。」の内容をもとに、実際の標本や化石を通じて絶滅した動物たちの世界に触れることができる、驚きと学びのある楽しいイベントです。今回実際に足を運んできたのでご紹介します。
「わけあって絶滅しました。展」マリーナホップで開催中!
広島市西区のマリーナホップで、9月3日まで「わけあって絶滅しました。展」を開催しています。このイベントは、現在96万部売れている人気本「わけあって絶滅しました。」の内容に沿って、実際の標本や化石を通じて絶滅した動物たちの世界に触れる楽しいイベントになっています。
会場に足を踏み入れると、存在感溢れるトリケラトプスの化石がみなさんをお出迎え。
トリケラトプスを見た子どもたちや大人は、「うわぁ!すごいね」と驚嘆の声が上がるほどの迫力でした!
会場内は写真撮影も可能なので、たくさん写真を撮って思い出を作りましょう♪
展示を見ていくと、個性豊かな動物たちの絶滅理由がユニークに分かりやすく説明されています。さらに、実際の標本や化石を観察することで、より深く実感をもって学ぶことができます。
個人的に面白いなと思ったのが、頭が引っかかって絶滅した「ディプロカウルス」。
ディプロカウルスの頭がデカイのは敵に食べられにくくされる説や潜ったり浮いたりしやすくする説があったそう。しかし川底に潜むには頭がデカイことが邪魔になり、絶滅したのではないかと言われています。ディプロカウルスの説明の隣には模型もあったので、イメージがしやすかったです。
こういった生き物が存在していたことにも驚きですが、絶滅理由に面白さを感じました。
展示を見ていくなかで迫力があったのが「コロンビアマンモス」の展示。絶滅理由は、北アメリカに移住してきた家畜の犬から伝染病をうつされ足が変形していき絶滅につながったそう。ダイナミックな存在が訪れた人たちの足を止めていました。
よく映画の題材にもなっている巨大ザメの「メガトロン」の展示もありました。メガトロンはクジラの逆襲で絶滅につながったそう。
メガトロンは人食いザメ「ジョーズ」として知られるホホジロザメより全長が3倍の全長12メートル。かなり大きかったことが分かります。
メガトロンが絶命した理由を読んでみると、昔のクジラは今よりも大きくなかったこと、速く泳げなかったことからメガトロンは余裕でクジラを狩りをすることができたそう。しかし時が経ち、海水温が下がるとメガトロンは動きが鈍ってしまった。クジラは海水温に関係なく、動き回ることができて、おまけに速く泳げるように進化していき、メガトロンは狩りができなくなってしまい絶命してしまったとのこと。
こんな巨大ザメが自然環境の変化や獲物としている存在の進化により、絶滅していくというのにはとても驚きました。実際にメガトロンの歯形の模型があったので、自分の腕と比べてみました。牙が鋭利でその大きさにびっくりしました。
子どもたちに人気があったのが恐竜のエリア。たくさんの恐竜の展示があったので一部ご紹介します♪まずはアロサウルス!
アロサウルスはアパトサウルスなどの巨大恐竜を狩りをしてきましたが、アパトサウルスが絶滅したことにより、獲物が少なくなり絶滅してしまったとのこと。
肉食恐竜として代表的な存在「ティラノサウルス」の展示もあります。恐竜といえばティラノサウルスとすぐに頭に思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?
白亜紀の後期に現れた、最大級の肉食恐竜のティラノサウルスは地球に隕石が落ちたことにより絶滅に繋がりました。ティラノサウルスの化石を見ると、頭だけでもかなりダイナミックな大きさにびっくりします。こういった化石を見ると、大昔に恐竜がいたという事実はどこかロマンを感じます。
ティラノサウルスの展示を見ている子どもたちの様子を見ていると「ティラノサウルスじゃ!でかい!」「お母さん写真撮って!」とリアクションは様々で、やはりインパクトがあるみたいでした♪
「わけあって絶滅しました。展」後半の展示にはわけあって生きのびた動物たちの展示がありました。
その中でも目を引いたのがダチョウ。ダチョウは脳の大きさが犠牲になった変わりに速く走れることに特化したことにより生きのびることができたそう。
ダチョウの展示には、ダチョウの模型と、何と本物のダチョウの卵が展示されていました。
ダチョウの卵は実際に触れることができたので、触ってみました。ずっしりと重く、殻の厚さも2mmあり、ハンマーで殴らないと割れない程に丈夫らしいです。生まれてはじめて本物のダチョウの卵に触れることができて、何だか嬉しかったです♪
親子連れの人たちにとっても、ここがちょっとしたフォトスポットになっていました。笑顔いっぱいでダチョウの卵を持ち上げる子どもの姿が印象的でした♪
「わけあって絶滅しました。展」第2会場では化石を掘ることができます♪
「わけあって絶滅しました。展」は第1会場には先ほどご紹介した展示が中心になっていますが、第2会場では化石掘りなどの体験スペースや、グッズ販売がされている会場となっています。
化石掘りは1回500円から。モササウルスの歯、アンモナイトの仲間の化石を見つけることができるみたいです。もしも見つけられなかったとしても、必ずどちらか1つはもらえるのでご安心を♪
子どもたちが一生懸命に化石掘りをしているのが印象的でした。こういった体験ができるのも「わけあって絶滅しました。展」の魅力の1つだと思います。
最後にグッズ売場の商品を見ていくことに。「わけあって絶滅しました。」の本が販売されているコーナーがありました。やはり人気の本なので続編も発売されているみたいです。
会場限定で販売されているTシャツや、トートバッグ、キーホルダーもたくさん販売されています。お土産や思い出の1つにするのも良いかもしれませんね♪
まとめ
「わけあって絶滅しました。展」は大人気の本の内容に沿って、展示物を見ることで楽しさと学びがある素敵なイベントでした。記事の中では紹介しきれなかった展示物もまだまだあります。お子さんが楽しめることはもちろんのこと、大人も充分に楽しむことができると思いますよ。開催期間は9月3日まで!今回の記事を読んで「わけあって絶滅しました。展」のことが気になった人はぜひ足を運んでみてくださいね♪
わけあって絶滅しました。展
場所:マリーナホップマーメイドスペース(広島市西区観音新町4丁目14-35)
期間:7/15~9/3
時間:10:00~17:00※最終入場は16:30
入場料:一般(高校生以上)1200円 前売券1000円
小中学生1000円 前売券800円
3歳~未就学児700円 前売券500円
お問い合わせ先:TSS事務局(082)253-1010※(平日10:00~17:30)
※3歳以下入場無料
※障がい者手帳を提示の方の介護者は1名無料。(ご本人は有料。要証明)
※団体は20名様以上(当日券のみ)