【ジャズ前】フランク・カタラーノ&ジミー・チェンバレン・クインテット@丸の内コットンクラブ
“ジャズの醍醐味”と言われているライヴの“予習”をやっちゃおうというヴァーチャルな企画“出掛ける前からジャズ気分”。今回は、ファンキーでアグレッシヴなステージが注目を浴びているフランク・カタラーノ&ジミー・チェンバレン・クインテットのステージ。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
フランク・カタラーノとジミー・チェンバレンの日本では初お披露目となる公演だ。
ところが、この公演を日本のジャズ・ファンはあまり認知していないのではないかと心配になったので、少し声を大きくしながらこの記事を書き始めている。
もちろん、オルタナティヴ・ロックを代表するスマッシング・パンプキンズをジャズ・ファンがノー・チェックだとしてもしかたのないことだし(ジミー・チェンバレンは2009年にスマパンを脱退するも2015年には復帰と伝えられている)、アラフォーのブリブリなテナーマンであるフランク・カタラーノの近況を知るのが定期的に海外から発信されるライヴ映像をチェックする習慣のある青田買いのバンド・リーダーやレーベル関係者ぐらいだったというのは、決して冗談にはならなかったりする。
とはいえ、2011年に天啓を受けたフランク・カタラーノが、ジミー・チェンバレンの協力を得て“コルトレーンの魂を受け継ぐ!”という意志のもとにサウンドを磨き上げ、2014年には『Love Supreme Collective』を完成。続いて2015年には『God's Gonna Cut You Down』、この来日直前にも『Bye Bye Blackbird』をリリースして“三部作”をまとめ上げるという結果を出しているのだから、そのキーパーソンたちがそろって来日するというニュースを聞き逃しては「ダメ。ゼッタイ。」だったはずなのだ。
ここはぜひ、ジャス・ファンに刮目していただきたい。
では、行ってきます!
●公演概要
5月10日(火)〜13日(金) 1st 開場17:00/開演18:30 2nd 開場20:00/開演21:00
会場:COTTON CLUB コットンクラブ(東京・丸の内)
出演:Frank Catalano (sax)、Jimmy Chamberlin (ds)、Theo Hill (p)、Vic Juris (g)、Stacy McMichael (b)