8月7日（水）に『静岡県ファミリーホーム協議会交流会～自然いっぱい！「ドリーム101であそぼう」～』が開催予定です。

今年で2回目となる静岡県ファミリーホーム協議会交流会。

『ファミリーホーム』と聞いても、それってなんのこと？と思う方も多いのではないでしょうか？

『ファミリーホーム』とは、養育里親経験者など経験が豊かな方が、様々な理由で家族と暮らせない子どもを養育者として家庭に迎え入れて育てる事業（小規模住居型児童養育事業）です。

現在の日本では、温かい食事があり、寝る場所があり、お風呂に入ることができるなど、当たり前と思っている環境が整えられていない子どもたちが現実に存在しています。

こうした子どもたちの多くが『児童養護施設』で生活を送っていますが、より家庭的な環境で子どもたちを育てるべく『里親』養育の推進が求められています。

しかし日本は、先進国の中でも圧倒的に家庭養護の普及率が低いといわれています。

『ファミリーホーム』や『里親』制度についての理解を深めて欲しいと、静岡県ファミリーホーム協議会が企画された今回の交流会。

会場は内房にある『ドリーム101』です。

内房地区の有志による集まって活動されている寄り合い処です。

シンボルでもあるログハウス、BBQのできる施設や露天風呂、サウナなど全部みなさんの手作りというので驚きます。

こんな自然とぬくもりにあふれた『ドリーム101』で、野外遊び、川遊びなど視線を満喫しながらのレクレーション、昼食はバーベキュー、露天風呂に入ることもできる自由時間など夏を満喫できる内容になっています。

また『ファミリーホーム　おばあちゃんの庭』にて、託児を利用できます。

現在頼るあてのない子供たちの多くが生活している『児童養護施設』では、みんなを平等に扱っている分、特別がないため、感動も乏しい子が多いそうです。

「いろんなところに連れて行ってあげたい。

見たことのないものを見せてあげたい。

食べたことのないものを食べさせてあげたい。

綺麗で流れの比較的穏やかな稲瀬川で川遊び、この時期には蛍も飛び交う自然、新東名新清水インターからも近く、どこへでもアクセスしやすい内房地区。

親を頼れないすべての子どもが笑顔で暮らせる場所にできたら…

そう話してくださったのは里親歴43年、『ファミリーホーム　おばあちゃんの庭』代表の林様。

子どもの笑顔を見ると自然とこちらも笑顔になりますよね。

今回の交流会で少しでも多くの方が『ファミリーホーム』や『里親』制度についての理解を深め、家庭養護の輪が広がれば、より一層幸せな社会になるのではないでしょうか？