【大賞評価ポイント】

ドラマがあるご自身の思い出の中のストーリーで、自分ごと化して書かれた心に響く内容でした。「店主の方はあまり多くを語らず、記事編成の際に少し悩んだ」とのことですが、地域全体のこのお店のバックグラウンドに気づいたとき、記事の出だしに何を書くかが決まりました」。このひらめきや直感がとても読者の胸に刺さったのではないでしょうか。

【受賞コメント】

大賞に選んでいただきありがとうございます。活動開始からまだ日が浅いので、MVAにはまだ縁がないと思っていましたが、思いきって応募してみたらまさかの受賞！嬉しいです。お祝い事があれば買いに行ける「町のケーキ屋さん」を紹介したいと思い、このお店を選びました。記事は「このお店が地域にとってどのような存在なのか」の答えを盛り込むよう工夫しました。今後もこのような記事を書いていきたいです。

【評価ポイント】

東北地域復興の一環としての立ち上げや、谷中で運営している意味などお店の信念を丁寧に伝えています。「おいしそうな料理」だけにとどまらない、お店のストーリーを読者が知れる記事。「谷中と東北をつなぐ架け橋になりたい」というお店の意思を、読者につなげる架け橋になっている意義深い記事でした。

【受賞コメント】

MVA受賞作ご選定ありがとうございました！私が担当の東京都台東区は23区最小ながら多様な文化と歴史があるので、そうした個性が感じられる記事作りを目指しています。特に谷中「Cafe yue」は台東区谷中と東北の2地域振興に関わっているのが特徴で、お店の雰囲気もとても和やかでしたので、その両方の魅力が率直に伝わるよう心がけました。今回の受賞を励みに一層活動していきます。重ねてお礼申し上げます。

【評価ポイント】

地元の栗の名産品を「買ってみた」にとどまらない詳細なリポートは、おいしそうな和菓子の数々はもちろん、製造過程やこだわり、歴史やお店の思いを丁寧に伝えていて、店舗や和菓子への興味をより引き出しています。お知り合いから「いつもお店を素通りしていたから、次に絶対行くよ！」と言われたとのこと、まさに地域貢献につながる1本です。

【受賞コメント】

先月に引き続き、今月も受賞でき、驚きと共にたいへん嬉しく思っております。風格ある佇まいの老舗の和菓子屋さんが、秋になると栗がたくさん入った「栗蒸し羊羹」を店頭に並べるので、秋になったらぜひ取材させていただこうと思っていました。快く工場内を案内して下さり、道具や材料へのこだわりを丁寧に語って下さったため、その熱い想いを記事に起こしたい気持ちで書き上げました。

【評価ポイント】

おすすめメニューの丁寧な紹介は思わず食べたくなる内容です。そこに店主のバックグラウンドやこだわりを引き出すことでより料理の確かさを、そして店主ご夫婦の顔が見えることで、安心感を読者に伝えています。一般的なランチ価格よりは少々割高なものの、一食に値しそうと思わせる読み応えのある内容でした。

【受賞コメント】

開店1周年ほどにも関わらず、なかなか予約が取れない人気店でしたので、人気の秘密を知りたいと思っていきました。シズル感が伝わる写真と少し突っ込んだ取材で、見ても食べてもわかる丁寧な仕事ぶりや店主の思い、また人気店には必ずわけがあるということを、読者の方に伝えて、ぜひ食べに行ってほしいなと思いました。選べる4種のプレートを全部紹介したのもわかりやすかったと思います。

【評価ポイント】

使ったことがない人にとっては未知の領域である「ガラスペン」。お店の紹介とそこでの体験を丁寧に伝え、ガラスペンの魅力が伝わってくる記事でした。初めての人が知りたい内容に沿いながら紹介し、興味を喚起する構成となっています。ガラスペンやインクが美しく、店内の品の高さもうかがえる写真使いも見事です。

【受賞コメント】

昭和レトロブームを先取りした文具店の紹介と、この一年くらいでジワジワとブームになっているガラスペンを取り上げました。 店オリジナルのペンやインク（ネーミングも面白い）があることを紹介したり、実際に試筆をすることで「自分も店に行ってみたい」と思っていただける記事になったと思います。写真も、雰囲気の良い素敵な店の様子とガラスペンの美しさを引き出すように撮影しました。

【評価ポイント】

烏骨鶏直売所にかかわらずヤギもいる農園で、読者が「何だここ？」と思う切り口とタイトル。ご自身の体験がふんだんに盛り込まれています。しかし筆者は「ヤギに目が行きがちだが、農園のメインは烏骨鶏の有精卵販売。新鮮卵の魅力を伝えるため、エサや育て方に着目」したとのこと。独自の視点が読者の興味喚起につながったようです。

【受賞コメント】

姫路市の文教地区において烏骨鶏やヤギと触れ合える農園は珍しいことから、子ヤギが誕生したタイミングで紹介することに。全体を通して臨場感が出るよう、体験した内容をそのまま記しました。農園のメインは烏骨鶏有精卵の直売と通信販売。新鮮卵の源となる鶏の育て方やエサについて綴ったり、黄身の色が分かる画像や食した感想を盛り込んだりして明確な特徴を伝える工夫をしています。　

【評価ポイント】

圧倒的な絵力がこのお店の魅力を最大限に伝えています。鮮やかなカボチャスイーツの数々は思わず目が留まる写真で、「カボチャだけでこんなにスイーツの種類があるなんて！」との筆者の驚きをが伝わってきます。こういったユニークでこだわりのあるお店を発掘するアンテナも評価したいポイントです。

【受賞コメント】

秋らしい食材を扱っているお店を探して、取材に行きました。「カボチャだけでこんなにスイーツを作れるなんて！」と驚きを感じた点を記事にしています。特にこだわったのは、おいしさを伝えるシズル感のある写真です。カボチャを使ったスイーツがどれもおいしくて「なんとかしてこの味を伝えたい」と写真と食レポに込めました。少しでも「カボチャ三軒茶屋店」さんの魅力が伝えられたのならうれしいです。

【評価ポイント】

京都で店舗を構える「東北の郷土料理」店、お店の様子やバックグラウンド、メニューなどを詳細に伝え、店舗全体の空気感を伝えています。シズル感のあるきれいな写真もポイント高く、思わず足を運びたくなる内容です。「同店の一番の魅力は店主の心地良い接客。店主の人柄が伝わるように」と筆者が書くように、店主の笑顔が印象的です。

【受賞コメント】

「いつかMVAを！」と思いながら取り組んで来たので、受賞できてとてもうれしいです！「あいの家」は店主の愛さんの人柄や接客力の高さが魅力のあるお店で、常連客が「ファン」になっているのがよくわかりました。記事では、店主の写真やエピソードを盛り込み、お店の居心地の良さや空気感が伝わるように構成しました。実質的に予約が必要なことの書き方も工夫したポイントです。