【赤穂市】こんな値段で本格中華ランチを食べられるなんて!10月で1周年の「中國菜 有道理」がおすすめ
10月22日で1周年を迎える本格中華の店「中國菜 有道理(ゆうどうり)」。9月からリニューアルした限定20食の「有道理ランチ」がおすすめ。2,000円で本格中華が食べられるなんてとってもお手頃。どんな内容なのかな?お店の紹介も含め、詳しくご案内いたします。
2022年10月にオープンしたお店
「中國菜 有道理」は、国道250号から「イオン赤穂」や「主婦の店赤穂店」がある、赤穂の目抜き道路・千鳥ヶ浜ロード沿いにあるお店。
2022年10月22日にオープンし、この10月でちょうど1周年を迎えます。
広東系中華を提供していますが、ランチでもディナーでも本格中華が手頃に味わえる店として人気なんです。
9月からリニューアルしたランチがおすすめ
何を食べてもおいしいお店ですが、今年9月からリニューアルした20食限定ランチが超おすすめ。
特徴としては、月替わりのメインが4種類あり、好みをチョイスできること。
今まで、ランチメニューの一品だった飲茶メニューは、オプションとして追加注文できること。
また10月については、今までは、オプション的に追加料金を払って注文していた「中華粥」が追加料金なしでメニュー入りしています。ご飯ものは「中華粥」か「白米+ザーサイ」の二択になっています。
10月のメニューを詳しく紹介しましょう。
「前菜3品盛り合わせ」です。
よだれ鶏、自家製チャーシュー+ジャガイモ千切りの山椒炒め、戻りカツオのタタキといった内容。「よだれ鶏」など、蒸し鶏系は、1羽で買ってきた鶏を低温で蒸すので、パサパサ感はまったくなく、しっとりしています。夜の一品でも人気のメニューです。
「春巻」と「湖南式蒸しスープ」です。
中国・湖南省は竹が多くとれる地方で、竹の器を使って竹の香りが立つ澄んだスープです。
秋らしく、「かきの木茸」や「花びら茸」といった、なかなか普段では食べられないキノコ類を使っています。
10月のメインディッシュはこの4品を用意しています。
パッと見るだけでも彩り豊かで、どれにしようか迷ってしまいますよね。
何人かで行って、シェアするのもいいかもしれません。
まずは「土鍋麻婆豆腐」です。
地元赤穂の大豆の香り高い「津田豆腐店」の豆腐を使っていて、オープン以来人気のメニューです。
自家製ラー油が決め手で、辛さのなかに甘さがあって癖になる味。
油で重たくならないよう、最後まで軽く食べるために熱い方がいいので土鍋を使用。ラー油の香り高い逸品です。
「牛肉と彩り野菜の黒胡椒炒め」です。
牛肉、キノコ、長芋、彩り野菜を使用し、自家製黒コショウのソースと隠し味に使ったバターが効いた一皿です。
「海老チリソース煮」は、食べやすいように辛さより甘みを効かせていて、酢で最後まろやかさを出しています。ランチの場合は卵も使って、ごはんに合う味付けに変えているのもポイントです。
「山形豚の鎮江黒醋酢豚」も、オープン以来人気のメニュー。
柔らかくて豚肉ならではの味わいがある「山形豚」を使って、中国の「鎮江香醋(ちんこうこうず)」で味付けした醤油ベースの酢豚です。
「鎮江香醋」は中国・鎮江地方で醸造された酢で、日本の黒酢とは違った癖があり、その癖が病みつきになるそうです。
ごはんものは、「中華粥」か「ごはん+ザーサイ」かをチョイスできます。
中華粥は自家製スープで5時間炊いて作ったもの。ザーサイなどいろいろな香味入りのお粥です。
以前は、+200円でオプション的に用意していたそうですが、10月は追加料金なしでメニュー入り。これは「中華粥」を選ぶしかない感じですよね。
デザートは「濃厚杏仁豆腐」。
こちら水を一切使わず、牛乳と生クリームを100%使用したもの。
おいしくないわけないですよね。
オプションで「小籠包」や「香港焼売」を付けることができるのもうれしいですよね。
間違いなくおいしいから。
個室もあって使い勝手がいい
店内は、カウンター4席、テーブル2人席×2、4人席×1があり、シンプルでモダンな雰囲気です。
個室もあって、4人席×2テーブル、もしくは2テーブルをくっつけて8~9人のグループで使うことができるのもうれしいところ。
平日の昼は主婦層、夜は40~50代の方が、前菜などを肴にゆっくりお酒を飲みながら利用する場合が多いそう。
土日など休日ははファミリー層が多く来店します。
ランチは20食限定なので、予約をしてからの方が確実です。
当日電話をしても席が空いていれば、ご案内はできるそうです。
「ゆっくりと食べてもらう中華料理」をめざして
店主の竹田達郎さんと奥さまの瑞穂さんです。
竹田さんは赤穂市のお隣・上郡町出身。高校卒業後、辻調理師専門学校で学び、ホテルオークラ、ホテル日航金沢の中華料理店で腕を磨きました。
竹田さんのお母さんが赤穂出身だったこと、また、海産の乾物のうま味をとりいれ、素材のよさを生かす料理が多い広東系の中華料理を提供するのも、海に面しおいしい水と食材に恵まれた赤穂がピッタリなのではと考え、赤穂に店を構えることにしたそうです。
素材は、鶏は但馬鶏、野菜は自家菜園のものを中心に地元産品をメインに使っています。
そのほか、豚肉は山形豚、ふかひれは気仙沼や銚子などから、空芯菜など中華野菜も取り寄せています。まさか赤穂でふかひれが食べれるなんて~という感じですよね。
カメに入った12年物の紹興酒も人気ですが、香辛料が効いた中華料理とよく合うワインもおすすめ。
ワインのセレクトは「ワインのお店 ヴァンティーム・マトノ」のプロフェッショナル・ソムリエ・真殿和賀子さんによるもの。こちらも間違いないワインが並んでいます。
フルボトル、ハーフボトルはもちろん、グラスワイン1杯から飲めるのもうれしいところ。
店名の「有道理(ゆうどうり)」は、理に適う、つじつまが合う、腑に落ちるといった意味。
「理にかなった仕事がしたい」という竹田さんの信念から付けたそうです。
味の親しみやすさ、香りのよさにこだわる竹田さん。「”重くなく軽くて中華のイメージが変わりました”といわれたのがうれしかったです」と話します。70~80代のシニア層の利用も多く、法事などの会食で使われることもあるとか。
見ても食べてもわかる丁寧な仕事。鍋を振る竹田さんの後姿がカッコイイと聞いたので、今度はその姿を見ながら、前菜とワインを飲まねば~と思いました。
まずはランチをご賞味ください。
その後、夜の一品料理とお酒を楽しむことをおすすめします。
中國菜 有道理
住所:兵庫県赤穂市加里屋中洲5-33 前川ビル1階3号室
電話番号:0791-56-5022
営業時間:11:30~14:00、17:30~21:00(LO20:30)※土日祝は17:00~
定休日:水曜
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