【福岡市東区】ふくやの明太子工場に社会科見学に行ってみました。
お散歩ライターの石井つかさです。
学生の頃は、学校の授業の一貫として社会科見学で工場見学に行くことがありましたが、社会人になって、すっかりその機会を失っていました。福岡市東区に明太子のふくやさんの工場があり、そこを見学できることを知ったので行ってみました。
ここでは、辛子明太子ができるまでの工程を見学することができます。
まずは受付で入場料を支払います。大人は300円(税込)・子供(小学生以下)は無料となっています。
my明太子手作り体験(税込2000円)もあるのですが、思いつきのノープランで工場見学に来たので、手作り体験は諦めます。
受付の逆側の壁をみると、「めんたい ぴりり」という映画に出演した役者さんたちのサインがあります。「めんたい ぴりり」は、ふくやの創業者のストーリーなので、納得です。
通路には映画のポスターが飾られています。
通路の1番端には、MAKO & KIREKOというふくや公式キャラクターの顔ハメパネルがあります。顔ハメをやってみたかったですが、浮かれている感じが出ると恥ずかしいので諦めました。
通路を曲がったら、今度は明太子のお母さんである、スケトウダラの標本が飾ってあります。
そしてスタンプラリーのスタンプが。この日は手帳を持ってきていなかったので、スタンプを押すことができませんでした。残念です。
次に待ち構えていたのが、めんたいこのママを探してみよう!!というクイズです。 サケの卵はイクラですね。知ってます。でも念のため覗き穴を覗いてみると、やっぱりイクラでした。大正解です。
他にはトビウオ、ニシンなどあって、最後にスケトウダラがありました。
覗き穴を覗いてみると、正解のめんたいこです。 意外と勉強になりますね。
楽しみながら通路を進んでいくと、今回のメインイベントの工場見学エリアに入りました。
最初のエリアは「漬込室」です。
1・エアシャワー
2・漬込用タレ作り
3・選別・唐辛子ふりかけ
4・タレかけ
5・熟成室
このようになっています。
工場に入る前にしっかりと埃などを落として製品の衛生面を担保して作業に入ります。
スタッフの方がタレを作っています。見た感じに機械類は使われていないですが、おそらく1番大切な工程なのでしょう。
次のエリアに移る途中に香辛料クイズがありました。やってみましたが、香辛料の匂いを嗅いで鼻がムズムズしました。
次のエリアにやってきました。軽量パッキング室です。
6・計量
7・密封
8・容器洗い
9・金属探知・ウェイトチェック
10・粒明太子自動軽量機 この順番でレーンが続いています。
全体でみると、2番目のセクションです。
最初のエリアより機械類が増えています。それでも計量セクションはスタッフの方の手作業のようです。
この後に密封エリアに行って密封されます。次のセクションが容器洗いだと思うのですが、洗っている様子は確認できませんでした。
そして金属探知とウェイトチェックです。ライトが一瞬光ってチェックしているのですが、写真にうまく写りませんでした。
そして粒明太子の計量です。誤差がほとんどありません。
3番目のエリアにきました。包装室です。
11・製造記号印字
12・フタかけ
13・箱詰め
14・ダンボール詰め
15・ガムテープ貼り
16・パレタイザー
17・自動搬送機
18・1本物ライン
いよいよゴールという感じになってきました。このセクションは、かなり機械が活躍しています。 個人的には、いつまでも見ていたいエリアでした。
流れてくる明太子に製造記号を印字するところから始まってスピーディーに梱包されていきます。
スピーディーすぎて、どこで何をやっているのかが分からなかったのですが、最後の箱詰めあたりは、わかりやすくて面白かったです。
ここまでの工程で工場エリアは終了です。
でも、まだ見学は終わりません。次のエリアには、ふくや創業者である川原俊夫さんの歴史がありました。ふくやは1984年にふくやを創業したそうです。
創業者ヒストリーを勉強したあとは、最初のふくやの店内が再現してありました。最初は明太子専業ではなく食料品店だったのですね。
大人になって初めての社会科見学でしたが、かなり楽しめました。学生時代の社会科見学と違い解説担当の人などはいませんが、自分で調べたり考えたりしながら工場を見るのも楽しいものです。予約なしで工場見学できますので、興味がある方は行ってみるといいと思いますよ。