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Jeepグランドチェロキー4xeに乗ったレビュー!アングラーが釣り車適正をチェックしてみた。【神車】

ikahimeバス釣りブロガー

Jeepグランドチェロキー(WL)試乗レビュー

こんにちは。バス釣りブロガーのikahimeです。ラングラーの半年点検の際に代車でグランドチェロキー 4xe サミットリザーブをお借りしました。

当記事では、実際にグランドチェロキーに触れて感じたことを中心にお伝えするとともに、釣り人目線で適性を確認していきます。

結論から言って、グランドチェロキーは、Jeepブランドのフラッグシップモデルらしく、非常によくできた車に仕上がっています。

また、釣り車としても最高ランクの仕上がりと言えます。

以下、詳しく解説しますね。

グランドチェロキーのトップグレード!

今回お借りしたグランドチェロキーは、新型(WL)のフラッグシップモデルである、「4xe サミットリザーブ」になります。

2Lターボの4気筒ガソリンエンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドモデルですね。

4xeのシステム出力は375PS、トルクは637N・mと、かなりパワフルなスペックを誇ります。

お値段もかなり高額でして、メーカー希望小売価格 ¥11,850,000と、雲上系の一台です。

まずは、釣り場まで快適に移動できるかどうか?を念頭において、走行性能のチェックをしていきます。

高速走行について

プラグインハイブリッドということで、静かに速い車です。

2Lガソリンターボエンジン単体でもかなり静かで、かつ軽快感のあるフィーリングです。そこへ電気モーターの静粛性が加わっています。

今回乗った4xeのシステム出力は375PS、トルクは637N・m。

車重もあるので「速い!」という感じではないですが、淡々と仕事をするパワートレーンという印象でした。気づいたら速度が乗ってる感じのタイプです。

釣り場までの高速走行をする場合などは最適な仕上がりと言えます。非常に疲れが少ないですね。

山道での走行感覚

軽めのワインディング走行もしました。2.5tの車重を感じさせない身のこなしです。特にフロント周りの剛性感の高さを感じます。

ハンドルのセンター付近の遊びも最低限。クイックとまでは行かないが、乗用車的でSUVのネガはほぼ感じないですね。

例えば、山奥の釣り場までワインディングロードが続くような場合でも、非常に頼もしいですね。

(ただし重たいので無理は禁物ですね。)

サイズ感は?

サイズ感はやはり大きく、特に気になったのは車幅(1980mm)で、かなりでかいです。

日本で乗るには本当にギリギリのサイズだと感じました。

そのため、狭い野池などにアクセスするときは、若干難儀するかもしれません。

あえて狭い道に行ってみましたが、正直、結構気を使います。

ですが一方で、車幅のおかげで室内は広いです。特にリアシートはかなり広くて快適。

後席に小柄な人なら無理なく3人がけできるほどです。

ボディの剛性感に優れている

段差やうねりを超えた際に感じるボディ剛性が非常に高く、ジョルジオプラットフォームの実力はかなり高いと感じました。

ジョルジオプラットフォームは、アルファロメオやマセラティといった、走り自慢のメーカーの車種にも採用されているプラットフォームです。

そのような事実を知ると、走りの良さが伝わるかもしれませんね。

乗り心地は極上ではない??

ただし乗り心地は極上ではないです。今回お借りしたサミットリザーブはエアサスという事もあり、かなり良いけど、意外とシャキッと固めではあります。

もちろん角は丸いですが、路面の細かいショックは普通に伝わってきます。

いや、ハイレベルな乗り心地ではあるんですよ。もちろん。

一般的なの乗用車より明らかに乗り心地は良いです。

ですが、とろけるような魔法のじゅうたんレベルではなく、どちらかと言えばスポーティな感じは残しつつ、出来るだけ快適に仕上げた、という印象でした。

でも剛性が高いので、変な動きは一切しない。だから多少ショックを伝えてきても全く不快さはないと言えます。

何より、最高にカッコいい

車はなんでもそうですが、月並みな表現をすると「写真で見るよりも数倍カッコいい」です。

特にオフロードモードの車高にしたときは最高です。(↑写真)

写真で見ると、ホイールアーチに大きな隙間ができていてビヨ〜ンと間延びしたように見えるけど、実際はボディの迫力が増していい感じ。

ちなみにエアサスによる車高調整が5段階から選べて、かなり楽しいですね。

乗降性が変わるのはもちろんのこと、車の外見の印象もガラッと変わります。

もちろん、これだけ車高が上げられるため、釣り場までの悪路も全く問題ないでしょう。

さすがにお借りした車で悪路を試すことはできませんが、Jeepブランドの名に恥じない走破性が備えられていることでしょう。

ちなみに、これでもか!というぐらい、装備は充実しています。

より詳しい装備の写真については、筆者のブログでご紹介しているのでご興味があれば参照ください。

>> ikahimeブログでグランドチェロキーのレビューを見る

上質なインテリア

インテリアのデザインもかなりかっこいいです。先代は正直ちょっと無骨な感じで高級感は控えめでしたが、現行はドイツ車に引けを取らない感じで、質感も高い。

本杢目パネルがギターみたいでオシャレです。

あと余談ですが、ドアの開閉音が「ズチャ!」って感じで重厚感があり「良い車感」がすごいです。しかも、リアドアも同じ音がします。

これらは釣り車に求める条件としては優先度は低いですが、「非日常」が味わえますし、質の高い時間を過ごすことができます。

その他、細かいチェックポイント

あと細かい気になった点を最後にご紹介します。

これは4xe 限定の悩みですが、回生ブレーキのフィーリングがイマイチでした。

ハイブリッドあるあるだけど、これは慣れが必要。合わない人はダメかも。

よく言われる、「スポンジィー」なフィーリングでして、慣れないとカックンブレーキを多発してしまう可能性があります。

あと、やはり車重なりの重さは感じます。前後方向の動きや、ステアリングフィールもずっしり。

ですが乗り心地の良さや高級感など、良い方向に作用しているように感じます。

Jeepグランドチェロキー(WL)釣り車適正まとめ

まとめると、新型Jeepグランドチェロキー (WL) 4xeは、釣り車としては最高ランクの仕上がりです。

静粛性が高く、足回りや車体剛性もかなりハイレベルで、快適に長距離移動できますね。

悪路があっても何も問題ないですし、頼り甲斐のある一台と言えます。

もちろん車内長も十分以上で、大抵のワンピースロッドを問題なく積載可能です。

唯一弱点があるとすれば、大きすぎて狭い釣り場へのアクセスがしにくい点のみですね。

ただし、ライバルと比較したときに、最善の選択肢であるかどうかは、悩ましいですね。

同じ金額出せば直6エンジンを搭載しているライバル車種も購入できます。

4気筒ターボは静かですが官能性は低く、加速フィーリングでは負ける可能性がありますね。

バス釣りブロガー

バス釣りブロガー。小学生のころにグランダー武蔵やミラクルジムの釣りに影響を受け、バス釣りをはじめた世代。 関東一円のリザーバーでレンタルボートスタイルをメインとしています。

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