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【ペンケース】さながら忍者屋敷?裏と表にそれぞれ入り口があるペンケース「スリッシュ」(コクヨ)

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 ペンケースには実にいろいろな種類があります。

 ノートとともに携帯するツールとして、容量の大小や、形状、スタンド型かトレー型かなどなど、実にいろいろな提案があります。
 ここに、素材や色、また形状や開き方などが組み合わさって各種製品になるわけです。今回紹介するのも、そういう例の1つ。
 「スリッシュ」(コクヨ)です。


2つの収納部それぞれに入り口がある

 外見上の特徴は、このメッシュ構造と中身が見える点です。そして個性的な点としては、裏と表に入り口があることです。
  念のために付け加えると、この、裏と表それぞれの入り口の収納スペースは独立しています。それぞれの口から入れたものが中で混ざることはありません。

 表は普通にファスナーがあります。非常にオーソドックス。

表面。ファスナーがある
表面。ファスナーがある

 面白いのが裏の入り口です。スリットになっていて、さっと入れられるんですね。
 しかも入れたものも落ちにくい。

裏面。スリット上の入り口がある
裏面。スリット上の入り口がある

スリットからものを出し入れできる。スリットの奥は折り返されていて、中のものが飛び出しにくい。
スリットからものを出し入れできる。スリットの奥は折り返されていて、中のものが飛び出しにくい。

 この2種類の入り口とスペースがある事で、いろいろな使いこなしができます。

 よく使うものとたまに使う物。シーンが違う2種類のものを1つにまとめておく。筆記具と修正テープなど、種類や特性が違うものをまとめていれておくなどです。

2in1のペンケース

 こういう中が見えるタイプで、2つの収納部があるペンケースはめずらしいです。
 いろいろな使いこなしが考えられそうです。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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