「ぶどうが甘くない」←「原因は冷やし過ぎ?」料理人の回答に…『もっと早く知りたかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「ぶどう」は好きですか?
私は最近、「巨峰」にすっかり夢中で、気がつけばついつい手に取ってしまいます。『あと1粒でやめよう、あと1粒でやめよう』と分かっていても、手が言うことを聞かないのです。シャインマスカットも美味しいのですが、巨峰の濃厚な味わいには勝てないと個人的には思っています。
そんな、語り出すと止まらなくなる「ぶどう」ですが、『思っていたより甘くない…』と感じたことはありませんか?実はそれ、あることが原因なのかもしれません!
今回の内容を私の「Instagram」でフォロワーの方々に発信し、感想のアンケートを取ったところ…89%の方が『もっと早く知りたかった!』との回答をいただきました。
今回の目次
- ぶどうは冷やすと甘くなる?
- 冷やしすぎも意外な落とし穴
- ぶどうの正しい食べ方
- まとめ
ぶどうは冷やすと甘くなる?
実は、我々が普段食べている果物には、冷やすと「甘くなる果物」と「甘くならない果物」があります。
・甘くなる果物は「ぶどう」、「りんご」、「梨」、「キウイ」など。
・甘くならない果物は「バナナ」、「柿」、「桃」など。
一体なぜ、同じ果物なのに甘くなるものとそうでないものがあるのでしょうか?
その理由は、果物に含まれる「果糖の量」にあります。
実は、この果糖は「フルクトース」とも呼ばれ、冷やすことで甘さを感じやすくなる特性があります。だから、果糖の量が多い果物は冷やすとより甘く感じるのです!
冷やしすぎも意外な落とし穴
ここまで読んで、『あ〜冷やしていなかったから甘くなかったんだ!』と思う方もいれば、『いや、まてよ!冷蔵庫でキンキンに冷えたぶどうを食べたけど、それでも甘くなかったぞ?』と疑問に思った方もいるはずです。
それこそが、「冷やしすぎ」の落とし穴なのです!!確かに、果糖を多く含むぶどうは、冷やすことで甘さを感じやすくなる特性があります。
しかし、冷やしすぎると逆にぶどうの甘さを感じにくくなることがあります。これは、冷たい温度が私たちの味覚を鈍らせてしまうためです。
つまり、ぶどうは「冷やすけど、冷やしすぎはNG!」ということです。
『ややこしいわ』という声が聞こえてきたので、今から「ぶどうの正しい食べ方」をお教えしたいと思います。
ぶどうの正しい食べ方
「冷やすけど、冷やしすぎはNG!」←これを攻略すれば良いってわけです。
結論:食べる30分前に冷蔵庫から出しておく!
これが、ぶどうを美味しく食べるための「冷やしすぎない」コツです!冷蔵庫から食べる30分前に取り出しておくことで、ぶどうの甘さや香りがしっかりと感じられるようになります。
これなら、冷やしすぎによる味覚の鈍りを防ぎつつ、適度な冷たさでフレッシュな味を楽しむことができます。シンプルですが、これがぶどうの美味しさを最大限に引き出すためのポイントなのです!
まとめ
- ぶどうは冷やすと甘くなるが、冷やしすぎると逆にぶどうの甘さを感じにくくなる
- ぶどうは、食べる30分前に冷蔵庫から出しておくと良い