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【連休の予定】休みの時間を有効活用!まとまった時間の代表格・連休の予定を立てるかんたんな方法

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 人によってはもう始まっている連休。

 日頃からまとまった時間がほしいと思っている人にはまたとない時間ですよね。

 ともあれ、何も考えずにいるとただ時間が経過するだけです。

 そこで連休を有意義に過ごすために予定を立ててみましょう。

用意するもの

 今回は、A4の紙1枚とふせん、そしてペンを用意します。ふせんはコンビニでも手に入る75mm四方のものがいいでしょう。

 ポイントはある程度大きく、文字がたくさん書けるものであることです。

 A4の紙には、ペンで線を引いて6等分します。

 次に、それぞれに日付と曜日を簡単に書いていきます。

(5/1、5/2、5/3、5/4、5/5、5/6)

 これで準備完了です。

A4の紙を6等分して区切ったところ。それぞれのスペースに日付を記入する
A4の紙を6等分して区切ったところ。それぞれのスペースに日付を記入する

イベントがある日を記入する

 次に、日時に指定がある予定を書いていきます。たとえば、あるイベントが特定の日時にしかやっていないのであれば、その日は自ずからそのイベントを予定に入れることになります。

日付が決まっているイベントは、まず記入してしまう
日付が決まっているイベントは、まず記入してしまう

 実際にはそのイベントの前後にも時間はあるはずです。ですが、それがどうしても行きたいイベントならば、最初に押さえるようにしましょう。

 時間帯や場所などもきっちりメモしておきましょう。

やりたいことをふせんにメモする

 次にやりたいことをふせんにメモします。このときの原則は、ふせん1枚に1つの項目を書くことです。

 たとえば「仕事部屋の掃除」「映画:オッペンハイマーを見に行く」「未読の漫画を読む:空母いぶきGG」「ガンプラの続きを作る」

 などと書いていきます。

 そしてそれぞれの所要時間を簡単に見積もります。また、例えば映画を見に行く場合は、映画館の場所や上映時間、映画館への移動所要時間などもできるだけメモするようにしましょう。

ふせんを日付に貼っていく

 こうやって書いたふせんを、それぞれの日付に割り当てていきます。

 これで大まかな予定は完成です。

 あとは、手帳なりGoogleカレンダーなりで細かく予定を立てましょう。

 またここでは、便宜上1枚に1つのイベントを書きました。ですが実際は1日に2つのやりたいことができる場合もあると思います。

 書きだしたことについて、できるだけ細かく実施のイメージを出すのがポイントです。そうすると一日の密度が濃くなっていきます。

 中には時間を気にせず没頭したい事柄もあると思います。たとえば漫画を読むことなどがそれですね。 そういう場合は、その日の予定としては、それ以外入れないようにすればいいでしょう。

 今年の連休は今年しかありません。そして人の命には限りがあります。連休に限らず、日々の生活をできるだけ充実させたいものですね。そのためにはまず予定です。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は日経新聞「あとがきのあと」登場ほか、大学受験の問題に2回出題。その他『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も行う。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。自ら作詞作曲して手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。新曲「一般男性」も発表し、新知財プロジェクトも発表。人呼んで言葉のイノベーター。

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