しなしなの原因は「乾燥」にあった!?…意外と知らない「キャベツの保存方法」【料理人が解説】
こんにちは、板前のぱぷちゃんです!
皆さん「キャベツ」は好きですか?また、キャベツの「旬」をご存知でしょうか?実は、キャベツの旬は年に3回もあるのです。
『3回もあるの!?』と驚かれた方もきっといるのではないでしょうか?そして、味や食感が毎回異なるのです。一体、どのように異なるのか?詳しく見てみましょう!
◾️春きゃべつ(4月~6月)
→葉巻きが緩く、葉が柔らかくみずみずしい為、生食に適しています。サラダにするか、軽く塩もみして浅漬けにしても美味しいですよ!
◾️冬キャベツ(11月~3月)
→巻きがしっかりしており、葉が厚くてしっかりとまとまっている為、加熱調理すると抜群に美味しいです。また、加熱することで甘みが増します。
◾️夏キャベツ(7月~10月)
→しっかりと巻かれており、厚めで柔らかい葉が特徴です。まさに春キャベツと冬キャベツの中間的な性質を持ち、生でも加熱調理でも美味しく食べる事が出来ます。
ざっくりとですが、まとめてみました!
そして、今は「冬キャベツ」の時期です。加熱調理がオススメは「ロールキャベツ」。あ〜なんか猛烈にロールキャベツが食べたくなってきました(笑)
そんな知っているようで、知らない事だらけのキャベツですが、皆さんは正しく保存できていますでしょうか?
特にキャベツを「キャベツの千切り」などの生食で食べるなら、シャキシャキ食感が非常に大事!!このシャキシャキ食感を保つ(維持する)には、保存にひと手間加える必要があるのです。
ひと手間とは?
このひと手間にはあるアイテムを使います。
それは「キッチンペーパー」です!
具体的にいうと、濡れたキッチンペーパーを使います。
キャベツを保存する上で最大の敵は「乾燥」です。
皆さんがスーパーでよく買うのは「丸ごとのキャベツ」ですか?それともカットした「1/2・1/4キャベツ」ですか?大家族なら1玉買っても良いのですが、多くの方はカットした1/2・1/4キャベツを買っているのではないでしょうか?
このカットキャベツというのは、カットした面からどんどん乾燥し、傷んで黒ずんでいきます。
ここでキッチンペーパーの出番です。では、具体的な手順を見ていきましょう!
キッチンペーパーを使った保存手順
【手順】
①包丁でキャベツの芯を切り取る。
②キッチンペーパーを水で濡らし固く絞る。
③キャベツの断面を②で覆う。
④袋に入れ、冷蔵庫で保管する。
手順は、たったの4ステップです。しかし、2つだけ守るべきポイントがあります。
★キッチンペーパーは毎日交換する。
★濡らしたキッチンペーパーは固くしっかり絞る。
この2つのポイント守ることで鮮度が保たれます!
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