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【新横浜駅】新幹線で食べたい人気の駅弁「シウマイ弁当」が23日まで限定販売!? 普段と何が違うの?

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今話題の駅弁の食レポです。

今回は崎陽軒のシウマイ弁当について。

ところで、崎陽軒の「シウマイ弁当」のおかずの一部が、2022年8月17日から23日までの1週間限定で変更となっているの、知っていますか?

この崎陽軒の「シウマイ弁当」と言えば…

シウマイ5個、鶏唐揚、鮪のつけ焼き、厚焼卵、蒲鉾、筍煮、杏の甘煮、切り昆布、千切り生姜、俵形ご飯からなる人気の駅弁です。

そのおかずの一部が「鮪のつけ焼き」→「鮭の塩焼き」に。

理由は、新型コロナウイルスの世界的流行の影響などにより、原材料の鮪を必要数量を確保することが難しくなったからとか。

原材料の安定確保に向け努力を続けてまいりましたが、新型コロナウィルス感染拡大による世界的なサプライチェーンの混乱などの影響により「シウマイ弁当」に使用している「鮪の漬け焼」の原材料である鮪の必要数量を確保することが難しく、2022年8月17日(水)から8月23日(火)までの期間、「鮭の塩焼き」へ変更いたします。
なお、8月24日(水)からは「鮪の漬け焼」に戻し、通常通り販売する予定です。
公式サイトより引用(外部リンク)

インパクトある黄色の包装紙、そして赤いドラゴンと水晶、よく見れば…その中には横浜の街並みが描かれています。

ちょっとした雑学として、横浜にある本社工場は「ひもかけスタイル」、東京工場は「かぶせフタ」方式。つまりヒモがあれば横浜ってこと。

また、この紙とヒモはすべて手作業だそう。「シウマイ弁当」は日本で一番売れているお弁当として有名ですが、そこまで丁寧にされているなんて…スゴイ!

17日朝のニュースで…

「魚の種類が変わるのは、1963年に「ぶりの照り焼き」から「鮪のつけ焼」に変更して以来、約59年ぶりで…」

そんな報道を目にした人が「限定販売なら貴重だ」「レアだ」「この機会に食べてみたい」と買い求めにやって来ている人が多いそう。実は、私もその一人。タイミングよく新横浜駅を利用したので迷わず買いました。

包装紙にも説明が入っています。この包装紙…残しておこうかと思っちゃいますね。

シウマイ弁当

さて、新横浜駅から新大阪へ。新幹線の中で食べるお弁当はどうしてこんなに心躍るのだろうか。座席に座り、テーブルを用意し、包装紙をめくり、経木のフタを取る!

この瞬間がたまらない。

経木のフタにはご飯粒がペタペタと付いている。これもまた特徴の一つ。

シウマイ弁当ファンはご存知だろうが、「冷めてもウマいご飯」に徹底的なこだわりがあって釜ではなく、蒸気で蒸したご飯を採用。粒の立った堅めの食感が特徴です。

だから、フタをあけると裏側に米粒が付くように作られているというワケ。フタをあけたら「おぉ~」と嬉しくなります。

ちなみに、シュウマイではなく、シウマイです。

これは初代崎陽軒社長の訛りからと言われていますが、中には「シャオマイ」「うまい」からきているなどの説もあるのだとか…。

さてさて、「鮪のつけ焼き」から変更となった「鮭の塩焼き」ですが、これが意外とアッサリした味付けです。ほんのり優しい塩味といった印象。万人向けでとっても美味しい!

あえて言うなら、甘辛くに漬けられた「筍煮」の方がしっかりした味付け。鮭は塩っ辛いのが好きって人もいるでしょうが、やはり主役はシウマイ。

そう考えると代役の鮭は見事な脇役を演じていると言えるのではないでしょうか。

それにしても、やっぱり美味しいなぁ~

もはや国民的人気の駅弁と言っても過言ではない崎陽軒のシウマイ弁当。その食べ方は時に議論になることもあるようです。

何から食べる?ご飯から?シウマイから?シウマイにはカラシを付ける?付けない?杏の甘煮はどのタイミングで食べる?など…。「どうでも良い」と言ってしまえばそれまでですが、愛されるゆえの議論なのでしょう。

公式サイトによると、8月24日(水)からは「鮭の塩焼き」→「鮪の漬け焼」に戻るとのこと。つまり通常通り販売に戻ります。

今しかないレアなタイミング、興味のある方は、ぜひ買ってみては如何でしょうか。

崎陽軒「シウマイ弁当」
公式ホームページ(外部リンク)

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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