間違って削除したGoogleDriveの復旧方法〜まさかの時の備忘録〜
KNNポール神田です。
2023年、あけましておめでとうございます…のつもりが、お正月に古いMacBookProのファイルを整理整頓して、処分している時に、間違って、GoogleDriveの大元のデータも捨ててしまった…。
クラウドにデータがあるのでローカルのデータをポンポンと調子よく削除していた。さらにmacのゴミ箱もfinderの『ゴミ箱を空にする』で、消去していくと、重複データによって、GoogleDriveの空き容量が空いてくるように感じていた…。しかし、大量のゴミ箱を空っぽにしたところ、3年前から継続し、大勢と共有しているGoogleDriveのファイルが突然、消えて見えなくなってしまった…。
通常は捨てただけならば、30日後に完全に削除であるが、ゴミ箱を空にしてしまうと通常の方法では回復が不可能となるのだ…。
https://support.google.com/drive/answer/2375102
よく考えてみると、GoogleSpreadSheetの長期で使っているデータはそのMacBookProで作成し、オフラインでも使えるようにしていたのだった…。気づいた時にはすでに遅しで、データは見事見えなくなってしまった…。
頭の中も真っ白の2023年の幕開けだった…。
■どうやって復旧するのか?
インターネット時代、まずは自分で検索することだ…。いくつかのヒントのかけらを見つけることができた…。
当然、Googleのヘルプが最大のヒントだが、本当にヘルプするつもりがあるのか?という…いつもながらのわかりにくい文章だ。
https://support.google.com/drive/answer/2375102?hl=ja
■『英語でのやり取りが可能であれば…』
要は、英語版のヘルプでやり取りする必要があるということだ…。
この画面の最下部の『日本語』を『English』に変更する。
https://support.google.com/drive/#topic=14940
英語で、『How do I recover my erase data』
(消去されたデータを復元するにはどうすればよいですか?)と聞くと…。
いくつかの回答が出てくるが、その中の
『If you need to recover emails from Gmail』(Gmailからメールを復元する必要がある場合)。
To request a file recovery, click the button below.
(Gmailでファイルの復旧を依頼する場合は、以下のボタンをクリックしてください)を探し出し『Contact US』をクリックする。
すると『File Recovery』のページにランディングする。
そこに『氏名、Gmailのアドレス』などを打ち込み『File Recovery』を申請する。
なぜ?日本語版でないのかは謎!
翻訳には『DeepL』などをダウンロードして使うと『オプション+C』の2度押しだけで翻訳できる。
https://support.google.com/drive/contact/G1_File_Recovery
□ ゴミ箱からファイルが最近空にされたことが確実で、そのファイルの所有者があなたである場合、限られた時間ではありますが、ファイルの復元を試みることができます。
以下のいずれかに該当する場合、お客様は所有者です。
1.Google Drive アカウントでファイルまたはフォルダを作成した場合。
2.Google Drive にファイルまたはフォルダをアップロードした。
3.元の所有者からファイルの所有権を譲り受けた。
注:ドライブを使用している人が、自分が所有したことのないファイルを削除することはよくあることです。私たちは、お客様が所有していないファイルを回復することはできません。
お客様のファイルの復元をご希望の場合は、以下のフォームを送信してください。現在サインインしているEメールアドレスに、最新の状況をお送りします。
重要:復元できるのは、最近削除されたファイルのみです。Gmail や Google フォトからのファイルの復旧はできません。
Were these files deleted or removed from your trash in the last 25 days? *
『これらのファイルは、過去25日間にゴミ箱から削除または除去されましたか?*』
つまり、25日以内に削除された、GmailやGoogle Photos以外だと救出できる可能性が高まるということだ。
そして、しばらく待つ…。Googleにしては珍しい完全自動処理ではない画面へと遷移する。
■GoogleからGメールで初めてのサポートがやってきた!
Googleから1時間も立たずにメールが届いた!これには感動!
このプロセスは、Googleが特別に対応しているようだ…。
文面は翻訳するとこうだ…。
Google アカウントから最近削除されたファイルを復元するリクエストに関する最新情報をお知らせします。
ファイル復元リクエストは完了しました。しかし、お客様のプライバシーを保護するために、ファイルの名前を見ることができず、当社のツールは復元するファイルを選択することはありません。
Google Drive アカウントにログインして、探している特定のファイルが復元されたことを確認してください。Google ドライブでファイルを検索する方法については、こちらの記事を参照してください。
注:復元された文書が他のユーザーと共有されていた場合、これらの共有設定が失われている可能性があります。それらを再適用する必要があります。
必要なファイルが表示されない場合は、Google ドライブのゴミ箱フォルダから削除されてから時間が経過しているため、復元できない可能性があります。ご不便をおかけして申し訳ございません。
お役に立ちましたか?他にご質問がある場合は、このメールに返信してください。Googleドライブのサポートチームがさらにサポートさせていただきます
そして、消えてしまっていたドライブにアクセスすると無事にすべてが、戻っていた。
あああ…助かった!!!!
この時ほど、Googleドライブの有料をケチらずに、しっかりとサブスクしようと思ったことはない…。むしろ、データの掛け捨ての保険代金と思えばよいのかもしれない。 筆者は年額2500円のプランだったが、200GBの3800円にすることにした…。