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【葛飾区】色とりどりの花菖蒲が続々開花中!都内最大級の花菖蒲の名所、水元公園「花菖蒲園」の現在の様子

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

水元公園に名物の花菖蒲の季節がやってきました。5月27日(月)から始まる「葛飾菖蒲まつり」を前に、現在園内の「花菖蒲園」では、色とりどりの花菖蒲があちこちで咲き始めています!
(写真はすべて2024年5月24日撮影)

「花菖蒲園」の看板が立つ菖蒲田
「花菖蒲園」の看板が立つ菖蒲田

花菖蒲園があるのは水元公園の中央部。メインゲートから「噴水広場」に入り、小合溜に架かる水元大橋を南に渡ると、木で出来た「花菖蒲園」の看板が見えてきます。水辺にそってのびる菖蒲田では、既に紫色や淡いライラック色、白や薄ピンクの花菖蒲があちこちで開花。背後の水景色に映えています。

水辺の菖蒲田に咲く花菖蒲
水辺の菖蒲田に咲く花菖蒲

大輪の花が背後の水景色に映える
大輪の花が背後の水景色に映える

水元公園の花菖蒲園には、約100種、14000株の花菖蒲が植えられています。長い茎の先に大輪の花が咲く様子はとても華やか。水辺を渡る風に吹かれながら、美しい花菖蒲を見るのは最高のひとときです。この日も花菖蒲と水景色を撮影するため、カメラやスマホを手にした来園客が早くも訪れていましたよ。

白と紫の配色が美しい花菖蒲
白と紫の配色が美しい花菖蒲

小合溜沿いのこの菖蒲田には、南側にT字型の短い木道が張り出しています。ここから北側を見ると、花菖蒲の向こうに、水元大橋の主塔がそびえる様子を見ることができます。初夏の水元公園らしい、印象的な眺めです。

菖蒲田の向こうにそびえる水元大橋
菖蒲田の向こうにそびえる水元大橋

さらに南へ向かうと、花菖蒲園の中心部に、長い八つ橋が架かる菖蒲田が広がっています。ここでもモーヴ色や白、濃い紫色などの花菖蒲があちこちで咲き始めています。
この日は菖蒲田に水を張る前の、入念な手入れがたくさんの人によって行なわれていました。こちらの菖蒲田には、2、3日中に水を張る予定とのことです。

八つ橋が架かる菖蒲田。背後に菖蒲まつりの「お茶処」が見える
八つ橋が架かる菖蒲田。背後に菖蒲まつりの「お茶処」が見える

八つ橋に映える紫の花菖蒲
八つ橋に映える紫の花菖蒲

「睡蓮池」の西にある菖蒲田でも、モーヴ色をはじめとする花菖蒲が艶やかに咲いています。こちらは花が咲き揃うと、まるで紫を基調としたタペストリーのような眺めになる場所。この先どんどん開花が進むのが楽しみです。

睡蓮池の西に広がる菖蒲田
睡蓮池の西に広がる菖蒲田

2024年5月27日(月)から6月16日(日)まで、都立水元公園と堀切菖蒲園では「葛飾菖蒲まつり」が開催されます。
ここ水元公園では、6月2日(日)・8日(土)・9日(日)・15日(土)・16日(日)にステージでのイベントなどあります。6月2日、6~9日、11日、13~16日には美味しいお茶やお菓子を味わえるお茶処も開かれますよ。ぜひスケジュールをチェックしてみてくださいね。
2024年「葛飾菖蒲まつり」案内

花菖蒲広場のステージの準備が進む
花菖蒲広場のステージの準備が進む

今週末は、色鮮やかな花菖蒲があちこちで咲き進む水元公園の「花菖蒲園」を訪れてみるのはいかがでしょうか。咲き始めた花菖蒲に元気をもらえます。園内はたいへん広いので、歩きやすい靴でお出かけくださいね。

名称: 都立水元公園「花菖蒲園」
所在地: 東京都葛飾区水元公園
開園時間: 常時開園
入園料: 無料
アクセス: JR金町駅から京成バス 戸ヶ崎操車場行き(金61)または西水元三丁目行き(金62)で「水元公園」下車、徒歩約7分/JR金町駅から「水元公園循環バス(金63)」で「はなしょうぶ園」下車 徒歩約1分(土・日・祝のみ運行)
公式HP: https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html

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ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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