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【名古屋市天白区】名古屋に残る癒しの里山「相生山緑地」を散策

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

都会に根付く昔ながらの自然。日常生活を送っているなかで、ふと足を運びたくなる癒しスポットがあります。

それが「緑地」です。住宅街が築かれるなかでも、昔ながらの里山を守っているこの場所は、まさに"都会のオアシス"と言えるでしょう。

今回は天白区の「相生山緑地」をご紹介します。

「相生山緑地」が位置しているのは、天白区の野並。県道59号線沿いの東側の丘陵地に展開しています。面積は約124ha。実に東京ドームの26倍にあたる広さです。

入り口はいくつかありますが、分かりやすいのは双子池でしょう。緑地の北側・住宅街に設けられた溜池です。

もう一つ、緑地の西側から入るのもオススメです!広い駐車場が目印になっています。

緑地は清々しい雑木林が広がる、天然のお庭。散策路が整備されていますが、必要以上に手が加えられていません。

猿投山から知多半島まで続いていく、尾張丘陵の原風景をしっかりと残した、貴重な森です。

都会の真ん中にあるのが嘘みたいに人工音は皆無。ひたすらに鳥のさえずりや、風で木々の葉が揺れる音が聞こえてきます。

木々の緑も鮮やかで、歩きながら思わず立ち止まってしまうことも多いです。季節によって足元には花・虫などを発見することも!

そんな相生山緑地で一番オススメな場所が、東側にある竹林。地元の方々により美しい景観が守られ、緑に包まれながら癒しを得ることができます。

まるで"京都の嵐山"を訪れているような、趣も感じさせるスポット。ぜひ足を運んでみてください!

「相生山緑地」は、季節によりどんどん表情を変えていく"オアシスの森"。また四季折々の表情をお届けしたいと思います。

<相生山緑地>

住所:愛知県名古屋市天白区天白町大字野並上新田

アクセス:地下鉄相生山駅から徒歩10分

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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