中4日が基本の助っ人右腕が前半戦で100イニング超え 8勝目を挙げる<韓国KBOリーグ>
30日の韓国KBOリーグは1試合が雨天中止。4試合が行われました。
クァンジュKIAチャンピオンズフィールドのKIAタイガース-KTウィズは、KTが初回に打率、打点、本塁打の各部門でリーグトップに立つ、3番メル・ロハス選手のタイムリー二塁打などで2点を先制。KTはその後、5、9回と1点ずつ追加しました。
投げては先発のオドリサメル・デスパイネ投手が7回1失点と好投し、KTは4-1で逃げ切り勝利しています。
デスパイネ投手は150キロ台の直球とツーシームに、カーブ、チェンジアップと緩急を織り交ぜたピッチング。本来のゴロを打たせる投球に加えて、1試合自己最多タイの8つの三振を奪いました。
概ね中4日で先発のデスパイネ投手は、この日が17試合目の登板。8勝目(5敗)を挙げて、シーズンの折り返し地点を迎えたリーグでただ一人、投球回数が100イニングを超えています。KT投手陣を引っ張るデスパイネ投手の活躍でKTは連勝を3に伸ばしました。
◆「チ・ソンジュン(ロッテ)、72試合出場停止」
未成年の女性と連絡を取り合い、トラブルが生じていたロッテジャイアンツのチ・ソンジュン捕手に対して、韓国野球委員会(KBO)はシーズンの半分にあたる72試合の出場停止処分を下しました。
またSKワイバーンズのファームで発覚した複数の案件、後輩選手に対する暴行、飲酒運転、無免許運転に関わった、計6選手にもそれぞれ処分が言い渡されています。
<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>
この日、出場機会はありませんでした。試合はキウムヒーローズに5-8で敗れています。
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以下が4試合の結果です。
◇7月30日(木)の結果
・トゥサン 5- 8 キウム(チャムシル)
勝:チェ ウォンテ
敗:ユ ヒグァン
・SK 1- 9 LG(インチョン)
勝:イム チャンギュ
敗:パク チョンフン
・サムスン 2- 1 ハンファ(テグ)
勝:キム ユンス
敗:ユン ホソル
・KIA 1- 4 KT(クァンジュ)
勝:デスパイネ
敗:ヤン ヒョンジョン
・ロッテ 中 止 NC(プサン)
勝:
敗:
⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)
⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)
※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。