【神戸市】鉄道とまちの歴史を感じられるパネル展8つの駅で開催!11日には鉄道開業150周年イベントも
1874年5月11日に神戸駅~大阪駅間で鉄道が開業してから今年で150周年を迎えます。これを記念してJR神戸線沿線の8つの駅で「鉄道とまちの歴史パネル展」が開催されています。そして、150周年を迎える当日の2024年5月11日には、神戸駅、大阪駅で開業記念イベントが盛大に開催されます。
「鉄道とまちの歴史パネル展」は、鉄道とともに発展していった沿線の過去から続くまちや文化等の魅力を表現するもの。パネルが展示されているのは、JRの神戸駅、元町駅、三ノ宮駅、住吉駅、芦屋駅、西宮駅、尼崎駅、大阪駅の8つの駅。この写真はJR三ノ宮駅南側 新駅ビル工事ヤード囲いに展示されているパネルです。
“KOBE musubu SCREEN”がコンセプト。神戸駅~大阪駅間の街の発展の様子と当時走っていた鉄道を昔の写真とともに振り返る展示内容。
そしてその隣には、神戸や大阪の歴史的建造物、まちのランドマークを、アール・ヌーヴォー風のイラストで描かれたパネルが。
大阪在住で神戸大学大学院文学研究科を卒業され神戸にゆかりのあるイラストレーター 相原にこ氏による作品です。
レトロでアンティークな雰囲気のイラストが素敵ですね。インスタ映えする写真も撮れますよ〜。三ノ宮駅のこれらのパネルは、2024年12月頃まで展示されています。他の駅の展示内容、期間についてはこちらをご参照ください。
5月11日・12日には、神戸駅で神戸-大阪 鉄道開業150周年記念イベントを開催
11日(土)10時00分頃~10時40分頃:鉄道開業150周年 記念式典
場所:神戸駅北口駅前広場
内容:主催者および来賓挨拶、ジャズバンドによる演奏、記念撮影等
11日(土)10時40分頃~11時10分頃:記念列車出発式および乗車会(招待者のみ)
場所:神戸駅1番のりば(運行時間:神戸駅11時08分発 大阪駅11時38分着)
11日は招待者のみのイベントですが、150年記念オリジナルヘッドマークが付けられた記念列車は、2024年5月12日(日)~ 5月20日(月)の期間限定で、神戸駅~大阪駅間を中心に走行します。
11日(土)・12日(日)20時00分~21時30分:KOBE〜OSAKA150年クロニクル 神戸駅プロジェクションマッピング
場所:神戸駅北口広場
内容:神戸駅の駅舎をスクリーンにして、神戸駅と鉄道の150年の歴史を投影するプロジェクションマッピング。約15分間隔で投影されます。
他にも次のイベントを神戸駅周辺で開催
詳細は、神戸駅周辺イベントMAP(PDF)をご覧ください。
デュオ神戸 サンポルタ広場の大屋根下では、市民から寄せられた神戸駅にまつわる思い出の写真やリニューアルが予定されている神戸駅前広場の将来イメージ等を紹介したパネルを展示。(9月末頃まで)
神戸駅 D51前は、芝生が設置され、ミニ電車の試乗、子供制服の試着など様々なイベントが開催される広場になります。キッチンカーも出店。夜にはランタンが輝くなど夜間景観を演出。
淡路屋・まねき食品の各売店では、5月11日から、神戸-大阪鉄道開業150周年記念駅弁を販売
淡路屋が販売する駅弁は、神戸駅がテーマの「神戸ステンショ辨當」と大阪駅がテーマの「梅田ステンショ辨當」の2種類。詳細は淡路屋公式サイトをご参照ください。また、5月11日〜21日の限定で、JR三ノ宮駅中央口コンコースに臨時売店が設けられます。
まねき食品の駅弁は、神戸と大阪の美味しいお肉をメインに使ったグルメ弁当「神戸大阪三種肉めぐり弁当」。こちらは、JR姫路駅 駅弁売店、大阪駅、新大阪駅の旅弁当で販売。
今回限りの150周年記念駅弁、鉄道ファンや駅弁好きなら全部食べてみたいですね!
最後に、新駅ビルの建設が進むJR三ノ宮駅前の様子をご紹介。
3月6日に起工式が行われたばかりなので、まだ建設が進んでいるとは言えない状況ですが、ここに、高さ155m、地上30階のJR三ノ宮新駅ビルが姿を現すと思うとワクワクしてきますね。「鉄道とまちの歴史パネル展」を見に行ったついでにぜひ上から覗いてみましょう。
2029年度に開業予定のJR三ノ宮新駅ビルの完成イメージ図
基本情報
イベント名:神戸-大阪 鉄道開業150周年プロジェクト
詳細は公式サイトをご覧ください。大阪駅で開催のイベント情報もこちらを参照。
神戸-大阪 鉄道開業150周年プロジェクト 公式サイト