【穴場】レインボーブリッジで海上散歩!遊歩道からしか見れない場所も…?
芝浦とお台場の間にかかるレインボーブリッジ。ドラマの影響もあり、東京都民でなくても知られる、非常に知名度の高い橋なのではないでしょうか。
そんなレインボーブリッジ、一般道/高速道路/線路とさまざまな交通ルートで通れるお台場の玄関口なのですが、あまりに大規模かつ「車道」のイメージが強い橋だったので、まさか歩道があるとは思っていませんでした。
しかし、あるんですね、遊歩道。東京に住んで29年、初めて知りました。
今回は私のような「意外と知らなかった」人のために、レインボーブリッジ遊歩道の歩き方と見どころを紹介します。
お台場海浜公園からレインボーブリッジへ向かう
この日はゆりかもめ「台場駅」から向かいました。駅を出てすぐ、自由の女神が見える方向に歩けば、お台場海浜公園に入れます。
整備されたデッキがあるので、歩いて砂浜に出ましょう。
海岸線沿いに歩けば、大きなレインボーブリッジが近づいてきます。
公園を端まで行けば、もうレインボーブリッジ遊歩道の入口です。
写真の通り、24時間365日開放している道ということではない点は注意しましょう!
なお、専用の台車をタイヤにつける必要がありますが、自転車でも通行可能です。警備員さんに案内してもらいましょう。
遊歩道を歩き始めると、こんな看板が。自転車のみ一方通行ですが、歩行者はどちらに進んでも問題ありません。今回はフジテレビやお台場海浜公園を見ることができる「サウスルート」を選択しました。
今回はお台場側から「サウスルート」を通って芝浦側に出るコースを紹介しますが、芝浦側から「ノースルート」をたどったときのレポートも以前執筆していますので、ぜひご参考ください。
関連記事(外部サイト):レインボーブリッジで「ぐるぐる」しないでお台場に行く方法|サンポー
※ぼっちのazumiさん執筆
「ノースルート」では、工業地帯らしいコンテナ群や、開けた広い東京湾を眺めることができますよ。
サウスルートをゆく
さあ、橋の上の空中散歩を始めましょう。先ほど台場駅周辺にあったフジテレビやアクアシティお台場など、お台場を代表する施設を一望することができます。
手前にあるこの森のような公園は、「台場公園」。江戸時代に築かれた砲台跡がそのまま残されています。
台場公園の裏側には、こんな船着き場らしい跡も!
台場公園には行ったことがありますが、こんなに海に面した場所をじっくり見ることはできませんでした。これはまさに、レインボーブリッジ遊歩道ならではの景色と言えるのではないでしょうか。江戸時代からそのままなのか、朽ちて崩れた船着き場に哀愁を感じます。
このあたりの森になっている人工島は1つではありません。「サウスルート」からは、一般人が上陸できない旧防波堤や砲台跡をいくつも見ることができます。
人が立ち入らない島は、すっかり鳥たちのものになっていました。
お台場の歴史を感じたところで、遊歩道はあと半分。ここからは芝浦ゾーンに入ります。
品川方面のビル群が見えてきました。
芝浦を発着する多数の船、そしてレインボーブリッジならではのループ状のスロープが見えますね。
ここで歩行者は行き止まり!車や電車はこの先のループで地上へ降りていきますが、歩行者はエレベーターで降ります。
エレベーター乗り場はこんな感じ。どこかのオフィスの玄関のようです。
降りてきました。やっぱりどこかのオフィスのようです。1階はトイレや自販機があり、ちょっとした施設になっています。
1階の玄関を出れば……
レインボーブリッジの真下!!!
どーんとインパクトのある光景です。これを渡ってきたんですね。
芝浦側の最寄りはゆりかもめ「芝浦ふ頭駅」。工業地帯らしさが一気に出てきた出口から、駅に向かいましょう。
つきました!
芝浦、お台場側ともに、駅から徒歩5~10分ほどで行ける好アクセスなので、お台場で遊んだあと体力があれば1駅分、ちょっと散歩してみませんか?
遊びやデートで、あと少し観光したい、話したりないなんてときにはもってこいのスポットだと思います。
お台場ならではの景色を眺めながら、空中散歩を楽しんでみてくださいね♪
【スポット情報】
名称:レインボーブリッジ遊歩道
住所:東京都港区海岸3丁目33−19
公式サイト:東京都湾岸局
マニアックなスポットへの散歩や旅に興味のある方は、ぜひフォローしてくださると嬉しいです!ではまた次の旅で。