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【久留米市】日吉町から100年以上の歴史がある「松尾ハム」。ドイツ仕込みの製法で老舗の味が復活!

いいコレ+地域ニュースサイト号外NETライター(久留米市)

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今回ご紹介するのは、福岡県久留米市上津町、裏山公園駐車場近くに2020年10月20日にオープンした「松尾ハム」

1915年(大正4年)に創業、100年以上の歴史がある松尾ハム製造所。

以前は、久留米市日吉町の日吉小学校付近にあった松尾ハムですが、後継者がいないなどの諸事情により惜しまれつつも2017年12月に廃業しました。

それから数年後、その伝統の「味」を復活させたいと、親族の林さんがドイツ仕込みの製法を引き継ぎました。

ドイツ仕込み製法のハム

今回テイクアウトしたのは、松尾ハムの「ベーコン(写真右)と生ハム(写真中)とスモークドチキン(写真左)」

1〜2週間ほどかけて塩漬けし熟成、チップを使い薫製されたベーコン。

肉の旨味とスモークされた香りが口いっぱいに広がります。生でも食べれますが、さっと焼いて食べるのもオススメ!! 

燻製が効いてるので料理のアクセントにもなります。

生ハムは冷凍してあり、ガラスショーケースに並んでいませんが、店員さんに伝えると奥から出してくれます。

一枚一枚が大判な生ハムで、チーズやサラダと一緒に食べたり、またワインとの相性もバッチリです!

スモークドチキンは、少し身がしまっていて噛めば噛むほど味が染み出て、お酒のおつまみに最適な品です。

スモークドチキンをお皿に盛るだけで食卓の主役級の存在感に!

お歳暮やお中元などの贈答品や、手土産などにも喜ばれる品かと思います。また、1日頑張った自分へのちょっとしたご褒美にいかがですか

松尾ハムヒストリー

松尾ハムの創業は大正4(1915)年。今から100年も前。時は第一次世界大戦の真っ只中。その昨年、日本はイギリスの連合軍で、ドイツ帝国の東アジアの拠点である中国・青島を攻略。
そして、ドイツ兵が俘虜として日本の収容所に移送されました。その最大の収容所先が、当時は日本有数の軍郡で十八師団のあった久留米でした。その数1,300名以上。俘虜収容所では、俘虜の多くは志願兵で元民間人が多く、故郷の味(ハムやソーセージ、ビールなど)を渇望しておりました。その中には食肉加工に従事していた者もおり、久留米のキリスト教会を通して紹介されたのが、キリシタンでもあった初代の松尾ハム創業者、松尾音吉でした。
松尾氏は、そのドイツ人から伝統的なドイツのハム・ソーセージの製法を学び製造に着手、自分自身が納得いく味へと昇華させることに成功したのです。その味はドイツの多くの俘虜からたいへんに喜ばれて迎え入れられたと伝えられています。

駐車場は

松尾ハムの駐車場は裏山公園の駐車場に停めることができます。

パークサイド上津のテナント内には、松尾ハムの他に、炭火焼「がいろじゅ」と「ソワレの森」もあります。

【店舗情報】

「松尾ハム」

住所:福岡県久留米市上津町1828−8 1F-C号 パークサイド上津

営業時間:10:00〜17:00

定休日:日曜日

駐車場:あり  

地域ニュースサイト号外NETライター(久留米市)

地域ニュースサイト号外NETで【久留米市】の担当ライターをやっています。グルメやイベント情報、自然や歴史など、久留米の「いいコレ」!!と思う素敵なスポットを発信していきます。また、Instagramでは筑後地区限定の情報も発信中!

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