ビストロパパの道の駅のん太の酒蔵店では、只今オムライスフェアを開催しております！（いつまでかの期間は未定です。）

メニューは５種類ございます。プレーン（税込７５０円）、唐揚げ添え（８８０円）、カキフライ添え（８８０円）、海老フライ添え（８８０円）。唐揚げ添えは西条町名物のコメカラ添えです。いずれもテイクアウト可能です！

私はカキフライ添えを注文しました。受付で注文して少し待ち、出来上がりを受け取ってテーブルで頂きました。

卵は高屋町の寺尾養鶏場の「さくら卵」です。（私が面識のある）農場主のおじちゃんの朴訥なお人柄（しかし、何と元東広島市議会議長！）を思い浮かべて、嬉しくなってしまいます。

甘くまろやかな卵が、歯ごたえのある食感に調理されていました。ビスパパさんの調理の腕に脱帽です！

何も加えず素で茹でられたブロッコリーの瑞々しさが、良いアクセントです。そして具材の本丸のカキフライは、大粒のタルタルソースがかかっていて、厚くサクサクな衣です。

口にしてみると、おお、ふんわりとした食感で、カキの滋味が口いっぱいに広がります！安芸津町の山下水産からお取り寄せのカキです。

他のメニューも、またの機会に賞味してみたいと思います。

東広島市の様々な名産品、それも中心部の西条町に留まらず中山間地帯や海沿いの名産品も取り入れて多くのメニューを創造しているビストロパパさん。今後どのようなオリジナルメニューが考案されるのか、楽しみになってきます！

人口増加等で一見将来が明るいように受け取られがちな東広島市ですが、西条町など都市部と他の地区との経済的格差が問題視されており、「移住者が多くても西条や八本松に集中している」という声も出ています。ですが飲食店様などいろいろなステークホルダー、市民のコツコツとした取り組みが、何か変化を起こしそうな予感がします。

（了）

文・写真　中本祥二