【花粉症のメカニズム】ーくしゃみ・鼻水・鼻づまりはなぜ起こる?ー
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です。
2月半ばとなり、そろそろ気になりだすのが「花粉」です。(執筆時2/17)
花粉症の方は辛いですよね…
しかし、なぜくしゃみが出たり、鼻水がでたり、鼻がつまったりするのでしょうか?
そこで今回は「花粉症のメカニズム」を解説していきます。
花粉症は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどが起こるアレルギー性鼻炎の1つで、Ⅰ型アレルギーに属します。
花粉に対して、免疫細胞たちが過剰な反応をしてしまうことで症状が起こります。
一言で「花粉」といっても…
・2~4月に多いスギ花粉
・4~6月に多いイネ花粉
・秋に多いキク科花粉などいくつか種類があって、
北海道では、スギ花粉が飛散しないので、シラカバ花粉によるものが多いそうです。
では、メカニズムを詳しくみていきましょう。
まず花粉が侵入してきて、白血球の1つが反応すると「IgE抗体」を作り出し、
IgE抗体が、肥満細胞(マスト細胞)や好塩基球などの細胞に結合します。
このIgE抗体に「花粉」が結合すると、
ヒスタミンやロイコトリエンが放出されて、くしゃみなどのアレルギー反応が起きます。
また、この時には「アレルギー性結膜炎」も併発することが多く、目のかゆみ・充血・涙がでるなどの症状も起こることがあります。
ちなみに、ヒスタミンは主にくしゃみや鼻水に、ロイコトリエンは鼻づまりに関与します。
これが花粉症のメカニズムです。
アレルギー性鼻炎は、花粉だけではなく、
ほこり・ダニ・動物の毛皮などにも関係する場合があるので、
似た症状がある場合には、一度病院での検査をおすすめします。
参考になれば幸いです。
ではではっ
また次回の投稿で(@^^)/~~~
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