鉛筆削りの手間が減る!百均の削らない・折れない鉛筆は小学生の宿題に使えるのか検証。濃さは?強度は?
皆さん、こんにちは。小学生姉妹のママで、ライターのtonです。
最近巷で話題になっている「金属ペンシル」。鉛筆のような書きごこちで、消しゴムで消せるのに、芯が折れたりちびたりしにくく、鉛筆削りの必要がないため便利だと人気を集めています。
とはいえ、小学校には鉛筆が必須なわけで、もし金属ペンシルを購入したとしても、あくまでお家用。なんなら家でも小学校で使っている鉛筆を使えばいいわけで、わが家も、金属ペンシルに興味は湧きつつも購入は見合わせていたわけです。
が、しかし。DAISOで類似品が一本100円+税とあらば、買わない手はありません。
どんな商品?
商品名は「コークスペン」。主原料は本家金属ペンシルと同じです。鉛筆と太さが同じくらいでの三角軸と、蓋にクリップがついてペンっぽい見た目の太軸の二種類があり、それぞれ何色かカラーバリエーションがありました。
パッケージには「摩耗が少ないから書き続けられる」「強めの筆圧でも折れにくい」との記載。これがおうち用鉛筆として使えたら、コスパも良くて助かりそうな予感です。
早速小学生が使ってみた
わが家の姉妹も、早速夏休みの宿題をする際に使用!
小四の長女曰く「サラサラかけて芯が固めだから書きやすいかも」とのこと。確かに、私が使ってみても、娘が普段使っている2Bの鉛筆に比べると「カツカツ」とした紙への接触感が感じられます。
続いて使ってみた次女は「力を入れて書いても薄い!なぞる系の宿題はだめかも」とのこと。一年生なので、国語の宿題では薄字をなぞるような部分も多く、コークスペンではなぞった感が薄いようです。パッケージ裏面を見てみると、芯の太さは2H相当(メーカー比)とのこと。普段2Bの鉛筆を使っている子どもからしたら、薄く感じるのは突然かもしれませんね。
検証結果
低学年の宿題→△
高学年の宿題→○
自宅学習→◎
検証の結果、わが家でのコークスペンの評価は上の表のようになりました。
→低学年の宿題
字の練習を始めて間のない低学年のうちは、なぞる箇所がある課題も多く、それのために別で鉛筆を準備するくらちなら、始めからコークスペンは必要ないのでは?と、娘と私の意見が一致しました。ただ、算数の問題などなぞる設問がない・字の上手さが評価対象にならないような宿題なら、使ってもいいのかな?と感じました。
→高学年の宿題
高学年になると、自主学習や作文などたくさんの文章を書く必要のある課題が増えて来ます。その場合には、鉛筆削りを必要としないコークスペンは使い勝手が良いといえます。問題は、サラサラ書けることにより、字が雑になること。自分できちんと丁寧に書くよう心掛けられる子なら良いでしょうがそうでなければ、字を雑に書くことが癖になってしまう可能性もあります。そのあたりだけ注意すれば、特に問題もなく実用できそうかな、という印象です。
→自宅学習
予習復習といった家庭学習に使う場合が、コークスペンの良さを一番感じられるタイミングかもしれません。宿題とは違い、誰かに見られるわけではないので、薄かろうが字が汚かろうが、特に気にならない(わが家の場合は。)からです。それよりも、集中力を切らさずに書き続けられる・ランドセルから筆箱を取り出さなくていい、というメリットの方が大きいので、自宅での学習に、しばらくコークスペンを使用してみようかなという結論になりました。
前に何かで「東大生の○割がボールペン学習をしていた!」というような情報を見て、それ以来、親子揃って自宅学習にはボールペンを使用していたのですが、コークスペンは、「ボールペンと鉛筆の良いとこどり」なので、ボールペン学習派の方にも向いていそうです。
最後に
話題のコークスペンですが、使いどころや使い方によって、評価が大きく分かれてきそうな商品だということがわかりました。文字の形や丁寧に書くことを覚えるべき低学年のうちは、学校で推奨されている鉛筆を使う方が良さそうですが、そうでなければ、小学生にも比較的使い勝手がいいと言えそうです。
参考にしてみてくださいね。