【上田市】誰でも無料で除夜の鐘をつける信濃国分寺。正月にはのべ5,6万人が訪れる大縁日も。
大晦日の晩、遠くから聞こえてくる除夜の鐘。信濃国分寺では、お子さんたちでも無料で鐘つき体験ができますよ。
国分寺の「除夜の鐘・元旦参り」には例年、のべ200から300人の参拝者がいらっしゃるとのことです。
除夜の鐘は2024年12月31日の夜12時から、信濃国分寺の鐘楼で参拝者が自由につけます。
一般の初詣にあたる「初参り(帰省参り)」は、2025年1月1日から3日まで。9時から16時30分頃までとなっています。参拝者は例年、2千人から3千人です。
また2025年の初参り期間には日本遺産「レイライン」に登録された、三重塔内陣の「大日如来」が特別公開されます。
そして1月7日と8日の「八日堂大縁日」は例年、のべ5万人から6万人の参拝者が訪れるとされる、信濃国分寺いちばんのお祭りです。本堂、境内、近辺の道路にはだるま市や露店も並びます。
頒与している「蘇民将来」のお守りは、家々の息災安穏と繁栄を願う護符として有名です。
信濃国分寺の蘇民将来符は、代々続く「蘇民講」と呼ばれる地元の住民が制作に携わることが、全国的にも珍しいといわれています。
1月12日(日)の10時から11時頃には、本堂北側駐車場で「お焚きあげ」(どんどやき)も行われます。米粉で作った「まゆ玉」をこの火で焼いて食べると、疫病除けなどのご利益があるとされます。
●八日堂大縁日●
会場:信濃国分寺(上田市国分1049)
1月7日:10時から23時頃まで
1月8日:8時から16時頃まで
※7日の晩は混み合いますので、信濃国分寺では昼間や8日に分散しての参拝を呼びかけています。