収納テクニックよりも大事なこととは!?
SNSや雑誌を見ると、魅力的な収納アイデアや便利なグッズがたくさん紹介されていますよね。ついつい「あのアイテムがあればもっとスッキリするかも!」と手を伸ばしてしまう気持ち、よくわかります。
でも、ちょっと待ってください!
いきなり収納テクニックに頼ろうとするのは、実は間違いかもしれません。
今回は収納テクニックよりも大事なことをご紹介します。
なぜ収納テクだけでは片付かない?
いくら収納方法を工夫しても、クローゼットや棚に入りきらないほどのモノがある場合、どんなに優れたテクニックも意味をなさなくなります。むしろ、「収納スペースが足りない!」と焦ってしまい、結果的に物を押し込むだけの状態に陥りがちです。
その原因はシンプルで、モノの量が多すぎるから。収納を始める前にやるべきことは、モノを「いる」「いらない」に分ける整理なのです。
まずは整理から始めよう!
収納上手な人ほど、この整理のステップを大切にしています。整理がしっかりできていれば、収納は自然とうまくいくものです。以下は、整理を進める際のポイントです。
1. 全てのモノを一度出す
引き出しやクローゼットに入っているモノを一度全て取り出してみましょう。普段見えない場所にしまい込んでいるものも含めて、手持ちのアイテムを“見える化”するのが第一歩です。
2. 自分にとって必要かを問いかける
モノを手に取ったときに、自分に問いかけてみてください。
- 「これ、最近使った?」
- 「これが無かったら困る?」
- 「これを持っていると気分が上がる?」
これらの質問に素直に答えることで、本当に必要なモノだけが見えてきます。
3. いるモノといらないモノに分ける
問いかけの結果、「いる」と感じたモノだけを手元に残しましょう。「いらない」と判断したモノは、次の行き先を考えるステップへ。リサイクルショップに持ち込んだり、友人に譲ったりするのもおすすめです。
4.整理が終わったら収納を考えよう
整理が済んだら、いよいよ収納の出番です。ここで初めて収納テクニックが活躍します。必要なモノだけが残っているので、収納スペースにも余裕が生まれます。
例えば:
- 頻繁に使うものは取り出しやすい位置に配置。
- 季節外れのものは収納ケースや奥のスペースに。
- 見せたいものはおしゃれな収納アイテムで飾るように。
こうすることで、片付け後の状態を長くキープできます。
整理を習慣化しよう!
整理は一度やって終わりではありません。日常的に「いる・いらない」を見極める習慣を持つことで、モノが増えすぎるのを防ぎます。例えば、買い物の前に「これを買ったら何を手放すか」を考えると、自然とモノの量をコントロールできるようになります。
まとめ
収納のテクニックや便利グッズに頼る前に、まずはモノを整理することが何よりも大切です。整理ができていない状態でいくら収納を頑張っても、根本的な解決にはなりません。
まずは「いる・いらない」を見極めることから始めてみましょう。そして、必要なモノだけが残った空間に、自分らしい収納テクニックを用意取り入れていく。それが、スッキリとした暮らしへの近道です。
次の片付けのタイミングで、ぜひ試してみてくださいね!