今年2月、藤沢市と鎌倉市の市境、渡内（わたうち）の住宅街に誕生したお洒落なパン屋さん『LOCAL BAKERY Shonan（ローカルベーカリーショウナン）』。

太陽の光が差し込む明るく開放的な店内には、ハード系のお食事パンから、手頃な価格のクリームパンやドーナツまで、多彩な商品が顔をそろえます。

店主は、若き日の宮崎駿監督を思わせる雰囲気の宮治紀行さん。こだわりの生地を作るため、小売店へはなかなか出回らない風味豊かな希少小麦粉「キタノカオリ小麦粉」を求め、自ら北海道へ足を運び、契約先を探したと話します。

お店のイチオシについてうかがうと「まずはサンドイッチ類かな！」と宮治さん。

取材日も、ふんだんな具が挟まれた彩り豊かな“はみ出しサンドイッチ”が次々と登場。なかでも、デミグラスソースで煮込んだハンバーグにチーズを乗せた、豪快な「ロコバーガー」が1番人気…とお聞きしている最中、目の前でまさかの完売！（油断しました...泣）

自分の要領の悪さに凹んでいると、「『ロコバーガー』は出来立てが人気なので、陳列の準備をしていると、その場にいたお客さんが買い求め、“並べる前に売り切れてしまう”こともあります」と笑う宮治さん。これは予約なしでは購入が難しい商品かもしれません（狙い目は11：00～12：00の間だそう…）。

気を取り直して、、、

今回は人気の「塩パン」を使った変わり種サンドイッチ「アジフライロコサンド（410円）」をご紹介します。

ほどよい柔らかさと弾力が心地よい「塩パン」に、カラッと揚げられたアジフライと千切りキャベツ、タルタルソースをサンドした同商品。

パンからはみ出すアジフライは、時間が経ってもザクザク食感をキープ。たっぷりのタルタルソース＆香ばしい揚げ具合により、青魚とは思えない食べやすさ。ランチにはもちろん、ビールのお供にも相性がよさそうです。

どれも美味しさと美しさの両方をあわせ持つ『LOCAL BAKERY Shonan』のパンたち。店内に入ったら、まずは目の前に並ぶ「ロコバーガー」や「ロコサンド」にご注目ください。そして気になる商品を見つけたら、迷わずトレイへ移しましょう。

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