【久留米市】価格&鮮度がうれしい! 卸売市場から直接買えるeショッピングがスタート
先日、[久留米市中央卸売市場]にて「市場まつり」が開催されました。
普段は市場関係者以外は入れない市場のなかで、模擬せりなどが行われる毎年人気のイベント。
仲卸業者や生産者から直接商品を購入できる、またとない機会として長年にわたって親しまれています。
しかし、この9月からいつでも市場の野菜や果物が買えるようになったのを知っていますか?
それが『いちばdeマルシェ e-ショッピング』です。
なぜこのようなサービスが始まったのか、運営する[久留米青果株式会社]の山元さんにお話を伺いました。
消費者と生産者を繋ぐ“架け橋”として
『いちばdeマルシェ e-ショッピング』は、2022年に「いちばdeマルシェ」をスタートしたときから構想にあったのだそう。
「いちばdeマルシェ」は、「市場まつり」の開催月を除く毎月第3土曜に開催されているイベント。
「市場まつり」は青果部と水産部両方の[久留米市中央卸売市場]全体で行われている市のイベントですが、「いちばdeマルシェ」は[久留米市中央卸売市場活性化推進協議会]が主催で、青果部のみで行われています。
地元産の新鮮な農産物をはじめ、全国から集まった農産物を市場で直接購入できるほか、キッチンカーや雑貨店などが出店しています。
そもそも、なぜ「いちばdeマルシェ」を行うようになったのでしょうか。
鮮度に自信アリ!の“e-ショッピング”
「いちばdeマルシェ」が始まって2年。
農家の直売コーナーなどもあり、今では毎月楽しみにしている方も多いイベントになりました。
しかし、市場本来の業務が多忙で、どうしても月に1回しか開催できません。
そこで、マルシェに訪れるお客さんの要望もあり、今年9月にいよいよ『いちばdeマルシェ e-ショッピング』をスタートしました。
会員登録が必要ですが、会費は一切なし。
スタートから約3ヶ月弱で、現在420名くらいの方が会員になっているそうです。
週に1回、まとめ買いをしていくリピーターさんも結構な数いらっしゃるのだとか。
新たな取り組みもスタート!
今回の取材の中で、“地域子育て”に取り組む団体[じじっか]と連携し、こども食堂への食料支援も開始するという話も伺いました。
生産者から寄付としての農作物や、“隠れフードロス”と言われている規格外品を募り、それを子ども食堂へと繋ぐ取り組みなのだそうです。
昔から人から人へとモノを繋いできた市場に、また新たな“繋がるカタチ”が生まれはじめています。
私たちの生活を支える最も身近な市場を、ぜひ利用してみませんか。
いちばdeマルシェ e-ショッピング
【URL】https://www.ichibamarche.com/
いちばdeマルシェ
【日時】2024年12月21日(土) 11:30〜14:00
【場所】久留米市中央卸売市場 青果部(福岡県久留米市諏訪野町2631)
【料金】入場無料
【Instagram】https://www.instagram.com/kurumeichiba/
【問い合わせ】久留米青果株式会社(0942-32-5321)
※2024年12月現在の情報です。