「満足の極み 新潟背脂中華そば」を食べてみました。（2024年2月27日発売・東洋水産）

この商品は、新潟県のご当地ラーメン“燕三条背脂ラーメン（燕三条系）”の味わいをカップ麺に再現したもので、豚や鶏の旨味に煮干しの出汁を合わせたキレの良い醤油スープに仕上げ、たっぷりの背脂を加えることによってほどよいコクをプラス、そこに東洋水産でお馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”の太麺が絶妙にマッチした臨場感溢れる一杯、“満足の極み 新潟背脂中華そば”となっております。

では、今回の“満足の極み 新潟背脂中華そば”がどれほど豚や鶏の旨味に煮干しを合わせた深みのある醤油スープに仕上がっているのか？別添された加圧加熱殺菌によるシャキッとしたメンマやコクを引き立てる背脂、東洋水産が誇る生麺さながらのもっちりとしたノンフライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食（132g）当たり419kcal。
食塩相当量は7.1gです。

次に原材料を見てみると、豚や鶏の旨味に煮干しの出汁を利かせた味わい深い醤油スープに仕上げ、豊富に使用された背脂によってコクが引き立つ喉越し抜群な味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープ、液体スープ、かやく調理品（メンマ）、“かやく”といった4つの調味料などが入っています。

では、熱湯を注ぎ5分待ちます。（必要なお湯の目安量：450ml）
そして出来上がりに粉末スープと液体スープを加えてよくかき混ぜ、最後に“かやく調理品（メンマ）”を添えたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらと湯戻しされ、豚や鶏の旨味に煮干しの出汁を利かせた醤油感の強い醤油スープに仕上がり、豊富に使用された背脂がコクをプラス、メリハリの付いた味わいがクセになるボリューム感抜群な一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、調理時間5分によってもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、ずしっとした密度感の高い本格的な仕様となっており、臭みのない豚や鶏の旨味に煮干しの出汁を合わせたキレの良い醤油スープがよく絡み、醤油ならではの旨味や背脂のコクなどが口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える醤油の風味が後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの焼豚以外にメンマ・玉ねぎ・背脂・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりでしたので、まずはスープとしっかり馴染ませながら食べ進め、後ほど本格感のある太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が楽しめるかと思われます。

スープは、豚や鶏の旨味に煮干しの出汁を合わせ、豊富に使用された背脂がコクをプラス、まさに新潟の“ご当地ラーメン”のひとつ“燕三条背脂ラーメン（燕三条系）”を彷彿とさせる醤油スープに仕上がっているものの、品良くまとまり過ぎたことで…どことなく物足りなさを感じさせるテイストとなっています。

ということで今回“満足の極み 新潟背脂中華そば”を食べてみて、豚や鶏の旨味に煮干しの出汁を利かせ、豊富に使用した背脂によってコクをプラス、そこにレトルト仕様のシャキッとしたメンマや本格感のある角刃の太麺が食欲をしっかりと満たす食べ応え抜群な一杯となっていました。

ただ、どうしても高価格帯ということもあってスープだけはもう少し頑張ってほしかったですね。非常に丁寧で美味しいんですが、どれもバランス良く馴染んでいたため、特別何かに際立っているわけでもなく、万人受けするとも言えるフレーバーでしたので、お好みによっては各種調味料や香辛料などで味を調整してみると、より一層満足度の高い味わいがじっくりと楽しめるのではないでしょうか？