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【秋田県大仙市】優しいご夫婦が切り盛りする愛され食堂!大仙市神宮寺『ひのや』の手羽カツ丼とは?

KANEYANライター/地域クリエイター(大仙市・横手市・仙北市・仙北郡)

創業から約20年!地元のご常連が集う大衆食堂『ひのや』とは?

昼間になったら『ひのや』に行くべ。

大仙市神宮寺に一軒の人気食堂がある。昼時は地元のご常連で満員御礼となる『お食事処 ひのや』だ。お腹が空いたら、ぶらり神宮寺。今日は安くてウマい大衆食堂で、のんびり昼飯タイムといこう。

お食事処 ひのや
お食事処 ひのや

噂の食堂に入ると、店を切り盛りする親切なご夫婦が迎えてくれた。私が訪れたのは開店から間もない時間だったが、すでにご常連のお父さんが勢いよくラーメンを啜っている。店内はテーブル席と小上りがあり、入口付近の本棚には『味いちもんめ』と『ゴルゴ13』がスタンバイ。老若男女に愛される「ザ・町の食堂」という雰囲気だ。

営業時間は11時から14時だ
営業時間は11時から14時だ

品書き

品書き
品書き

醤油ラーメン:500円、チャーシューメン:600円、天ぷらそば・うどん:450円、カレー焼きそば:750円、手羽カツ丼:650円、カツ丼:700円、カレーライス:500円、とん汁定食:550円、焼肉定食:900円など。

安っ。品書きを見ながら、私は思わずそう呟いた。ラーメンカレーライスがワンコイン。半カレーがきっちり半額で、チャーシューメンも600円と学食並の安さだ。そんな中、今回私が注目したのが650円の手羽カツ丼。カツ丼といえば大衆食堂の鉄板メニューだが、手羽カツ丼とは珍しい。

セルフサービスのお茶の下には『本宮ひろ志』もスタンバイ!
セルフサービスのお茶の下には『本宮ひろ志』もスタンバイ!

ちなみにセルフサービスのお茶は「むぎ茶」と「ほうじ茶」からチョイスが可能。冷たいむぎ茶をコップに注ぎ、ついでにその下に鎮座する『本宮ひろ志センセーショナルベスト』を手に取り、さあ今日もメシの時間だ。

椎茸の風味が効いた優しい味わい!『ひのや』の手羽カツ丼が安くてウマい!

手羽カツ丼:650円
手羽カツ丼:650円

お待ちかねの手羽カツ丼が、漬物と味噌汁を引き連れて登場。いわゆるソースカツ丼のようなスタイルかと思ったが、ビジュアルは卵に包まれた慣れ親しんだ「カツ丼」だ。これは勢いよくかき込むしかないな。私は丼ぶりを持ち上げて、早くも臨戦態勢だ。

大衆食堂の手羽カツ丼がウマい!
大衆食堂の手羽カツ丼がウマい!

ああ、ウマい。味付けはやや甘めで、刻んだ椎茸の風味が効いている。煮込まれたカツはサクサク感が残っており、味が染みこんだ玉ねぎもたまらない。卵とフュージョンした手羽カツを口に運び、その下に隠れている白飯を発掘。まるでティーンエイジャーのように目の前のメシにがっつきながら、気づけばもう食欲の秋だ。

自家製の漬物も箸休めに嬉しい
自家製の漬物も箸休めに嬉しい

ふと周りを見渡すと店内は満員御礼。忙しくしているお店のご夫婦を気にかけて、食べ終わった食器をカウンターまで運ぶお客さんの姿も多く見られた。お店の方とお客さんの見事な連係プレイ。神宮寺の大衆食堂に咲く人情の花。

温かい店だなぁ。そうしみじみ思いながら、つゆだくのご飯をかき込み、自家製の漬物で箸休め。そして最後はワカメたっぷりの味噌汁を飲み干して、ごちそうさま。幸せは手羽カツ丼と共に。今日のランチも大正解だ。

優しいご夫婦が切り盛りする愛され食堂。またひとつ大仙の「良い店」を知った私である。

昼間になったら『ひのや』へGO!
昼間になったら『ひのや』へGO!

【店舗情報】
お食事処 ひのや
住所:秋田県大仙市神宮寺蓮沼38-2
営業時間:11時~14時
電話番号:0187-72-2059
定休日:土曜日、日曜日

ライター/地域クリエイター(大仙市・横手市・仙北市・仙北郡)

大仙市在住のWEBライター。趣味は酒場巡り。現在はYahoo!で地域情報を発信しているほか、秋田市のフリーペーパー「あおぽ」でグルメ記事の執筆や「大仙経済新聞」の運営にも携わっています。

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