【京都市中京区】日本で一番古い老舗の味を堪能!年越しそばにおすすめの名店『本家尾張屋』
京都生まれ京都育ち、生粋の京都人みやこです。大晦日まで残り2週間余りとなりました。大晦日といえば何を思い出しますか?大掃除や除夜の鐘などを思い浮かべる方も多いと思いますが、私は何と言っても「年越しそば」。今年はどこのそばを食べようかな、と悩むのも楽しみの一つです。さて、今回は日本で一番古い蕎麦屋さんと言われているお店を紹介します。
地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」から徒歩3分、車屋町通りを上がったところにある『本家尾張屋 本店』。外国人観光客からも人気のお店で、平日でも開店前から行列ができています。
なんと、こちらのお店は日本で最も古いおそば屋さんと言われており、京都人がよく使う先の大戦(応仁の乱)よりも以前の1465年に創業されました。創業当初は菓子屋として営まれ、江戸時代の中頃、1702年に菓子屋とともにそば屋を開業されました。
店内もとても趣があります。歴史ある老舗ならではの風情が漂い、おいしいおそばを楽しむだけではなく、店内の雰囲気も居心地良く感じられます。
「にしんそば」1,650円(税込)
京都でおそばといえば、何と言っても「にしんそば」。京都人には馴染み深いのですが、同じ関西でも他の地域ではほとんど食べられていない京都のソウルフードとして親しまれています。
昆布・目近(宗太鰹)・潤目・鯖節と調味料のみでとり、合成化学調味料を使っていない出汁は、風味豊かで深い味わいです。
北海道音威子府で契約栽培している香り高いそば粉を使用したそばは、しっかりとコシがあって喉越しがとても良いです。水にもこだわり、そば打ちも出汁づくりにも、京都の地下深くに蓄えられる、比叡山水系の伏流水を汲み上げて使用しています。
今年の年越しそばは、日本で最も古い老舗のそばを食べてみてはいかがでしょうか。長い歴史を感じながら新しい年に思いを馳せるのもまた、年末の楽しみ一つになりますよ。気になる方はチェックしてくださいね。
本家尾張屋 本店
〒604-0841
京都市中京区車屋町通二条下る仁王門突抜町322
電話番号:075-231-3446
営業時間:11:00~15:00
定休日 :火曜日
【関連記事】
【京都市下京区】梅小路エリアで一番おいしいラーメン!ミシュランにも掲載される人気店