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【京都市中京区】蕎麦の香りとのどごしがたまらない!手打ち十割蕎麦のミシュランガイドにも掲載される名店

みやこ地域クリエイター/ライター(京都市)

京都生まれ京都育ち、生粋の京都人みやこです。蕎麦の起源は中国といわれており、縄文時代にはすでに日本に伝わっていました。蕎麦といえば細長い麺状のものを思い浮かべますが、当時は今のように麺状にして食べていたのではなく、そばがきのように蕎麦を練ったものが食べられていました。諸説ありますが、蕎麦を麺状にして食べられるようになったのは江戸時代のことだそうです。さて、今回はそんな蕎麦のおいしいお店を紹介します。

京都市営地下鉄「京都市役所前駅」から徒歩10分、寺町通から夷川通に入ってすぐの所にある『蕎麦ろうじな』。こちらのお店は、ミシュランガイドのビブグルマンにも毎年のように選ばれている名店です。

聞き馴染みのない言葉ですが、「ろうじな」とはロシア語で「故郷」という意味なんだとか。ロシア語と聞くと蕎麦屋さんのイメージには合いませんが、ひらがなで書くことで日本的な蕎麦屋さんにぴったりな印象を受けるのが不思議です。

店内はカウンター席とテーブル席が2席の小さなお店ですが、人気店だけにいつも満席。この日はランチに訪問しましたが、夜はお酒も楽しめるお蕎麦屋さんです。

「お昼限定ランチセット」1,300円(税込)
もりそば、生姜とお揚げの炊き込みご飯、おひたし、だしまき玉子、お漬物のセット。薬味に、わさびとネギ、それから塩が付いています。

「生姜とお揚げの炊き込みご飯」炊き具合が絶妙で、生姜の優しい風味がたまりません。過度な味付けもされていないので、蕎麦の風味も損なわずおいしくいただけました。

この日のそば粉は福井県大野産、つなぎを一切使用しない十割蕎麦。お店の石臼で挽いた自家製の蕎麦粉を使用しています。

ひと口すすると挽きたてのそば粉から広がる、穏やかで風味豊かな香りが鼻を抜け、蕎麦の独特のうまさが口いっぱいに広がります。手打ち蕎麦らしく、弾力が強くモチモチとした食感でしっかりとした喉越しが味わえます。そばつゆではなく、少量の塩でいただくとさらに蕎麦の香りが楽しめます。

純粋に蕎麦だけを楽しみたい場合には、もりそばが900円から楽しめます。京都にもおいしいお蕎麦が味わえるお店がたくさんありますが、こちらのお店もとてもオススメです。なくなり次第終了してしまいますので、気になる方はお早めにお出掛けくださいね。

蕎麦ろうじな
〒604-0917
京都市中京区丸屋町691
電話番号:075-286-9242
営業時間:11:30~14:00/17:30~19:30
定休日 :月曜日

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地域クリエイター/ライター(京都市)

京都生まれ京都育ち、生粋の京都人です。京都愛が溢れすぎて地域クリエイターになりました。有名な観光地からマニアックなスポット、普段使いのお店からインスタ映えスポットまで、色んな京都の魅力を発信していきます。youtubeやInstagramでは京都の動画配信をしています。

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