【唖然】尿路結石になりやすい猫の特徴を調べていたら衝撃の事実が判明!
こんにちは!
突然ですが、あなたの猫は大丈夫?
実は、猫の尿路結石は命の危険もある怖い病気。
再発率や治療費も高いから、日々の生活でできるだけサポートしてあげたい。
そこで今日は、尿路結石になりやすい猫の特徴や環境をまとめていくでごわす!
ぜひ最後までご覧ください。
▼音声付きでサクッと学べる動画版はこちら
尿路結石になりやすい猫の特徴7選
それでは早速ご紹介していきます。
①トイレが汚い
トイレが汚れていると、排泄を我慢したり強いストレスを感じるため、尿路結石のリスクがあがる。
▼対策
- なるべくこまめに掃除
- トイレの台数を増やす(猫の数+1台以上が理想。1匹なら2台。2匹なら3台)
②肥満
太っている猫は尿道が圧迫されて細くなるので、結石が詰まりやすくなる。
▼対策
- 適度な運動と食事量のコントロール
- おやつをあげない(または1日の必要カロリーの5〜10%未満に留める)
ダイエット相談の獣医さんあるあるで「おやつあげてません!って飼い主さんが言うけど、実は家族がこっそりあげてた!」ってことが多いらしいので要チェック。
③水を飲まない
水分が不足するともともと濃いおしっこがさらに濃くなるので、結石ができやすくなってしまう。
▼対策
- ウェットフードを与える(ウェットは総合栄養食ではない場合が多いので、カロリー計算してドライフードに混ぜるのがおすすめ)
- ドライフードをお湯でふかやしてからあげる(ひたひたで5分ほど置けばOK)
- 常に新鮮な水を用意する
- 蛇口から出ている流水などが好きな猫には自動給水器で水に動きをだす
- 猫は水を認識しにくいので透明な器に入れて光の反射を利用する
- ぬるま湯を好む猫が多いので少し温めてあげる
- ちゅ〜るを水に溶かしたちゅ〜る水だと飲んでくれる猫ちゃんも多い(与えすぎ注意)
特に寒くなると水を飲む量が減るので秋冬は要注意。
④運動しない
運動量が少ない猫は水を飲む量が減ったり、肥満傾向になることが多い。
▼対策
- じゃらし遊びなどその猫ちゃんが食いつく運動を見つけて遊んであげる
- キャットタワーなど上下運動できる環境をしっかり作る
⑤ご飯を出しっぱなしにしている
出しっぱなしだと、食事量のコントロールが難しく肥満になりやすい。
▼対策
- 決まった時間に与える→小分けの方が健康的とされているので、時間があれば1日分の量を4〜5回にわけてあげると良い
(ただし、置き餌で慣れてしまった猫ちゃんはなかなか変更するのが難しい)
⑥ミネラル分の多い食事
マグネシウム、カルシウム、リンなど、ミネラル分が多すぎる食事は尿路結石の原因に。
▼対策
- 去勢・避妊後の肥満など、他の大きな問題がない場合は「下部尿路配慮」の機能性を持ったご飯をあげると効果的(総合栄養食)
- ただしロイカナのユリナリーS/Oなど正式な療法食を与えたいときは事前に獣医さんの指示を仰いでね
- おやつ系だと、煮干しはマグネシウムの含有量が多いので下部尿路に配慮したいときはあげすぎ注意
⑦オス猫
これが衝撃だったんだけど、実はオス猫の尿道は細長いため、尿道が太くて短いメスに比べかなり詰まりやすい。
これはもうどうしようもないので、オスニャンの場合は特に気をつけるしかない。
実は尿路結石で重症化するのは基本的にオス猫で、メス猫で結石がつまって重症化することはほぼないと言われている。
というのも、オスの尿道はスプレー(マーキング)を効率的にするために尿道の先端が細くなっているのと、尿道がカーブして距離も長くなっているので、メスに比べて格段につまりやすいから。
尿路結石になりやすい猫の特徴7選まとめ
いかがでしたか?
ちなみに、尿道が塞がっておしっこが出ない状態は超危険。
「トイレに行ってるけど何も出てない!?」ってときは光の速さで動物病院へ!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
▼参考文献
- 新版ネコの健康と病気|監修:武内ゆかり(東京大学大学院農学生命科学研究科獣医動物行動学研究室准教授)主婦と生活社
- 猫のための家庭の医学|野澤延行(獣医師)山と溪谷社
- もっともくわしいネコの病気百科|学研
- 各種教本