Yahoo!ニュース

半分のキャベツを買うときに見るべきポイント3つ!元スーパーの店員だから知っているコツとは?

ぱるとよ料理研究家

キャベツの美味しい季節ですよね。

ロールキャベツ、野菜炒めなど幅広い料理に活用できる冬の定番野菜「キャベツ」

1玉は大きいので、半分カットのキャベツを購入される方も多いのではないでしょうか?

実は、半分にカットされたキャベツのオススメの選び方があるんです。

ポイントはたったの3つだけ!

そこで今回は、元スーパーの青果主任だった「ぱるとよ」がそのことについて解説しますね。

ポイント1:カットキャベツは芯の長さを確認!

まず最初にチェックしてほしいポイントは芯の長さです。

1玉のキャベツは500円玉ぐらいの芯の大きさがいいとされています。半分に切られたキャベツは、芯の長さをチェックしてくださいね。

芯が長いと食べる部分も少なくなります。一方、芯が短いと食べられる部分も多いですよ!

また、芯が長いとキャベツが硬くなることもあります。

ポイント1:半分にカットされたキャベツは、芯の短いものがオススメ!

ポイント2:断面の色を確認!

次にチェックしてほしいポイントは、キャベツの断面の色合いです。

カットした直後のキャベツは、淡い黄色をしています。そこから時間がたつにつれて断面がだんだんと緑色に変化していきます。

上の左側の写真はカットして3日後のキャベツの断面です。右側はカットして半日のキャベツの断面です。

この緑色のキャベツに出会ったら、カットされてから時間がたった証拠です(まれに品種により異なる場合があります)。

基本的には、断面が緑色のキャベツは購入を控えた方がいいですよ。

ポイント2:半分にカットされたキャベツは、断面が淡い黄色がオススメ!

ポイント3:葉の詰まりを確認!

最後にご紹介するのは、寒玉キャベツの場合にあてはまります(春キャベツには当てはまりませんのでご注意くださいね)。

半分に切ったキャベツは、葉っぱの巻き具合を簡単に確認できるメリットがあります。

写真の左側のようにしっかりと葉っぱが詰まっているのを選ぶのをオススメします。一方、写真の右側のキャベツは葉っぱの巻きがゆるく隙間があります。

写真の左と右のキャベツの重さを比べてみました。

キャベツの大きさはあまり変わらなかったのですが、葉がしっかりと巻かれたキャベツの重量は「735g」、葉がゆるく巻かれたキャベツは「601g」と約130gも差がありました。

葉っぱの巻きがゆるいキャベツは、大きさの割には食べる部分が少ないです。同じ価格を出すのなら食べられる部分が多い方がいいですよね。

キャベツの葉っぱがしっかりと巻かれた方がオススメですよ!

ポイント3:半分にカットされたキャベツは、葉がしっかりと詰まっているのがオススメ!

まとめ

今回は半分にカットされたキャベツの選び方について3つご紹介しました。

・ポイント1:芯の短いもの
・ポイント2:断面が淡い黄色
・ポイント3:葉がしっかりと詰まっている

気になる方は、ぜひ店頭でチェックしてくださいね。

生活に役立つ「食材」の裏ワザ・豆知識

・値段が「高いバナナ」と「安いバナナ」は何が違う?

・「いちご」は買ったまま冷蔵庫に入れないで!長持ちする保存方法

・ゆで卵の殻をツルッと剥く方法

・もやしは「洗う?」or「洗わない?」

・ブロッコリーの茹で方(美味しさアップ)

・たまご、「白色」、「赤色」の違いは何?

・アボカドは冷凍保存もできるの?

・バナナを長持ちさせる方法

上記リンク先は外部サイト(ぱるとよ)へ移動します。

料理研究家

料理研究家、野菜、果物、コストコのお役立ち情報を発信中!【職歴】中堅スーパーの青果担当者~中央卸売市場 大卸 食育担当~3人の子供を育てながらフリーランスとして活動中。

ぱるとよの最近の記事