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ソフトバンクが練習試合日程を発表 キャンプ中にA組3試合、B組6試合

田尻耕太郎スポーツライター
アイビースタジアム

B組は巨人、広島などと対戦

若鷹たちにとって実戦は最大のアピール機会だ。

春季キャンプ中の対外試合計9試合(A組3試合、B組6試合)の日程が、2月6日に球団から発表された。

A組はすでに明らかとなっている球春みやざきベースボールゲームズの3試合。2月28日に東北楽天戦(開始時間:13:00)、3月1日に韓国・斗山ベアーズ戦(13:00)、2日に千葉ロッテ戦(12:30)が行われる。球場はいずれもアイビースタジアムだ。

B組は2月13日が初戦となる。相手は社会人強豪のパナソニック(12:30)だ。さらに17日は社会人のセガサミー戦(12:30)、23日は東北楽天戦(13:00)、25日は巨人戦(12:30)、27日は韓国・斗山戦(12:30)、3月1日は広島戦(12:30)が組まれた。B組戦は生目第2球場が使用される。

若鷹サバイバルが本格化

今年のソフトバンクはA組に多くの若手が抜擢されているが、B組にも楽しみな存在はまだいる。特に1月の自主トレで主力級に弟子入りした選手たちの成長は気になるところ。和田毅を師事した3年目左腕の笠谷俊介、松田宣浩とともにグアムで汗を流した古澤勝吾、柳田悠岐に弟子入りした黒瀬健太あたりは特に注目したい。

また、現在A組の若手たちも気は抜けない。常にサバイバルレースだ。「結果を残してほしい」と首脳陣は話しており、この計9試合でふるいにかけられることになる。

まだ1軍経験のない若鷹は真っ先にその対象となる。昨季ファーム最多勝の笠原大芽、千賀滉大らとの自主トレで自信をつけた石川柊太、ブレイク期待の「ミギータ」こと真砂勇介、さらにベテラン居ぬ間の若手捕手陣には熱視線が注がれるだろう。

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。「Number web」でのコラム連載のほかデイリースポーツ新聞社特約記者も務める。2024年、46歳でホークス取材歴23年に。 また、毎年1月には数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。

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